マンションの大規模修繕工事の実態に注意 仙台不動産情報ライブラリーcolumn385

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

本日は

マンションの大規模修繕工事の実態に注意

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


修繕積立金の他に追加で100万円の負担!?


マンションは新築後に定期的な

 

大規模修繕を必要とします。

 

 

マンション大規模修繕工事の

 

発注等において、

 

施工会社の選定に際し、

 

発注者たる管理組合

(マンション区分所有者等による団体)

 

の利益と相反する立場に立つ

 

設計コンサルタントの存在が

 

指摘されています。

 

 

その指摘事例は、

 

設計コンサルタントが、

 

自社にバックマージンを支払う

 

施工会社が受注できるように

 

不適切な工作を行い、

 

割高な工事費や、

 

過剰な工事項目・仕様の設定等に

 

基づく発注等を誘導するため、

 

格安のコンサルタント料金で受託し、

 

結果として、

 

管理組合に経済的な損失を及ぼす

 

事態のことです。

 

 

 

国土交通省は、

 

平成29年1月に注意喚起を図り

 

相談窓口を周知しています。

 

 

マンションの大規模修繕工事等に

 

関する、管理組合や区分所有者による

 

相談については、

 

(公財)住宅リフォーム・紛争処理

支援センター

 

建物・設備の維持管理の相談について

 

(公財)マンション管理センター

 

となっています。

 

 

 

そして、管理組合等による

 

大規模修繕工事の発注等の

 

適切な実施の参考となるように

 

初めて調査を実施し、

 

結果内容を公表しています。

 

 

調査は、

 

「工事内訳」

 

「工事金額」

 

設計コンサルタント業務の

 

「業務内訳」「業務量」等について

 

行っています。

(出典:国土交通省「マンション大規模修繕工事に関する実態調査について」より)

図は、工事内訳です。

 

 

外壁関係24.0%

防水関係22.0%

仮設工事19.2%

 

となっており、

 

2回目の大規模修繕では

 

給水設備が増加、

 

3回目以降では建具・金物が

 

増加しています。

 

 

大規模修繕工事における

 

一戸当たりの負担額は、

 

75万円から100万円が30.6%

100万円から125万円が24.7%

 

となっています。

 

 

おおよそ100万円の負担

 

求められているということです。

 

 

マンションを購入する際に

 

修繕積立金等の説明が

 

なされていますが、

 

修繕時の実際の負担が

 

いくら程度なのかまで把握するのは

 

困難かと思われます。

 

 

国は修繕積立金や

 

長期修繕計画等の

 

ガイドラインを作成し、

 

マンション管理組合や区分所有者が

 

活用できるよう整えています。

 

 

新築マンションも

 

中古マンションも

 

共同住宅です。

 

 

そして、維持管理をしていく上で

 

区分所有者同士による

 

協力が欠かせません。

 

 

購入時の住宅ローンの支払い金額

 

修繕積立金や管理費の支出だけで

 

考えずに購入を検討されることを

 

おすすめします。

 

 

 

仙台市内で活動する

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