
こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
今回のテーマは
仲介手数料とは?安い仲介手数料のメリットとデメリットを解説
です。
住宅購入を検討している30代男性のお客様より
「仲介手数料をできるだけ支払いたくない」
といったご相談を頂いたので、仲介手数料とはそもそも何なのか、
そして仲介手数料が安い不動産業者を利用するメリットとデメリットを詳しくお伝えいたします。
1. 仲介手数料とは?
仲介手数料とは、不動産の売買や賃貸の契約を成立させるために働く不動産業者(仲介会社)に支払う「成功報酬」のことです。
買主様や売主様の間に立ち、物件の情報提供や価格交渉、契約書類の作成・手続きサポート、重要事項の説明など、多岐にわたる業務を行う対価として支払われます。
仲介手数料の上限(売買の場合)
日本では法律(宅地建物取引業法)により、売買仲介手数料の上限は以下のように定められています。
物件価格(取引額)の 400万円を超える部分 … 取引額の3%+6万円
物件価格の 200万円超~400万円以下の部分 … 取引額の4%+2万円
物件価格の 200万円以下の部分 … 取引額の5%
※別途、上記に消費税がかかります。
※上限額を超えない範囲で仲介手数料を設定することが可能です。
2. 仲介手数料を安くする方法はあるの?
不動産物件情報のポータルサイトなどを見ていると、同じ物件なのに複数の不動産会社が広告を出していることがありますよね。その中には「仲介手数料◯%OFF」「仲介手数料無料」などの表記があることもあります。
なぜ同じ物件で複数の業者が募集しているのか?
売主や売主側の仲介会社が許可を出すことで、複数の不動産会社が情報を共有し、広告掲載できる仕組みがあるためです。不動産業者ごとに仲介手数料の設定やサービス内容が異なる場合があります。
仲介手数料を安くできる理由
集客戦略: 仲介手数料を下げることで他社との差別化を図り、顧客を獲得しようとしている
コスト削減: 小規模で人件費や店舗維持費を削減し、その分を仲介手数料の値引きに充てている
特別キャンペーン: 特定の期間や物件、または売主との関係性などにより、割引やキャッシュバックを行っている
3. 【メリット】仲介手数料が安い不動産会社を選ぶメリット
初期費用を抑えられる
仲介手数料は物件価格に対して3%+6万円(+消費税)を上限として考えると、数十万円から100万円近くになる場合もあります。
それが割引や無料になることで、引っ越しやリフォーム費用、家具・家電の購入などの資金に回すことができるのは大きなメリットです。
値引き交渉の余地ができる
「仲介手数料を安くします」と明示されている会社の場合、さらに他の経費についても相談がしやすい雰囲気があるケースがあります。購入費用をトータルで抑えたい方には魅力的です。
物件情報自体は基本的に同じ
大手ポータルサイトに掲載されている物件情報は、ある程度共通のレインズ(不動産流通機構)や提携先から提供されているため、情報の内容自体に大きな差がないことも少なくありません。結果的に「同じ物件なら手数料が安い会社を選ぶ」という方針になることも自然なことと言えます。
4. 【デメリット】安い仲介手数料の落とし穴とは?
サポート体制が薄い可能性
仲介手数料を値下げする代わりに、営業担当やスタッフの数を最小限にしているケースがあります。
その結果、
内覧の調整が遅れる
アフターフォロー(契約後の質問や諸手続きのサポートなど)が手薄になる
重要事項説明などの対応が十分でない
といった可能性が出てきます。特に不動産契約は専門的な知識が必要なので、サポート不足は大きなリスクとなり得ます。
営業担当者が宅地建物取引士の資格をもっていない場合もあります。
仲介会社の信頼性・実績がわかりにくい
中には開業間もない会社や実績が少ない会社が仲介手数料を下げて集客を図っている場合があります。
もちろん新興企業でも良い会社が沢山ありますが、トラブル対応や重要書類の作成ノウハウなど、経験の差が出る場面もあります。大切な住宅購入なので、手数料の安さだけでなく、会社としての信頼性や経験・実績を確認することも必要です。
サービスの質が下がるリスク
「仲介手数料を下げる代わりに、広告費や人件費を極限まで抑えている」ケースでは、たとえば
実際の問い合わせや内覧に行った際の対応が雑
物件調査が十分でない
困りごとがあっても担当者がなかなか連絡をくれない
といった、サービスの質に影響が出る可能性があります。
住宅購入は大きな買い物ですので、万が一、契約後に大きな不備が見つかった場合などは大きなリスクとなります。
5. 「手数料の安さ」だけで決めていいの?
仲介手数料を抑えることはもちろん魅力的ですが、**不動産会社に求めるべきは「確かな情報提供」「丁寧なサポート」「安心できる契約手続き」**です。
不動産会社の口コミや評判、実績を調べる
担当者が信頼できるかどうか、疑問点をしっかり回答してくれるか
内覧や提案のスピード・柔軟性
住宅ローンや相続税など周辺知識にも対応してくれるか
このような点を踏まえ、総合的に判断するのが重要です。
6. まとめ
不動産の仲介手数料は、物件購入時のコストの中でも大きな割合を占めることが多いため、「安い会社ならその分お得になる」というのは事実です。
しかしながら、費用面だけを優先してしまうと、契約手続きや物件調査のサポート不足、契約後のトラブル対応などで後悔するケースもあります。
大切なのは、あなたが納得できるサポートを提供してくれる会社であるかをしっかりと見極めることです。
疑問点や不安点は遠慮なく質問し、納得のいくまで相談してから契約に進むようにしましょう。
もし仙台市内での住宅購入に関するご質問やご相談がありましたら、ぜひ「仙台不動産情報ライブラリー:スイコー不動産」へお気軽にご連絡ください。豊富な知識と実績で、お客様にぴったりの物件をご提案いたします。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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