中古住宅に大きな影響を及ぼす石綿調査 仙台不動産情報ライブラリーcolumn1033

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

 

本日は

これから住宅購入予定の方向け

中古住宅に大きな影響を及ぼす石綿調査

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


安全に安心して生活できる中古住宅購入のためにしっかりとした調査を


これから中古住宅を購入する場合には

調査能力を有する業者に調査してもら

った上で検討すべき重要な事柄があり

ます。

 

それは今年の4月1日より施行された

大気汚染防止法の一部を改正する法律

によります。

 

この改正により建築物等の解体等工事

における石綿の飛散防止対策が厳しく

なりました。

(出典:国土交通省、環境省公表資料より)

次の4つの重要ポイントがあります。

 

1)規制対象建材を拡大

2)罰則の強化・対象拡大

3)事前調査の信頼性の確保

4)作業記録の作成・保存

 

 

この中で一定規模以上の工事を行う

場合には、石綿の使用の有無に関わ

事前調査結果を報告しなければ

なりません。

 

 

これにはお客様(発注者)にも影響

が及びます。

 

そして規模要件としては

・建築物の解体:対象の床面積の合計

が80㎡以上

・建築物の改造・補修、工作物の解体・

改造・補修:請負金額の合計が100万円

(税込み)以上

となっています。

 

つまり一般の戸建住宅やマンションの

リフォーム工事をする場合には、石綿

に関する事前調査を行い、その状況を

都道府県等に報告しなければならなく

なるのです。

 

この義務が令和4年4月1日からです。

 

 

また、関連法規として

・労働安全衛生法、石綿障害予防規則

における規定

・廃棄物の処理及び清掃に関する法律

における規定

・建築基準法における規定

・建設工事に係る資源の再資源化等に

関する法律における規定

などが続きとして重なってきます。

 

つまり建物状況によっては大きな費用

を要するようになるかもしれないと

言うことです。

 

 

 

 

中古を買ってリノベという

新しい住生活スタイル

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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お気軽にご連絡ください。

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