
玄関に「黒い羽」が落ちていませんか?
4月下旬はシロアリ襲来の季節
雨上がりの昼下がり、お風呂場から大量の羽アリが…
春先に相談が増えるのが、ヤマトシロアリの羽アリです。
一般に、ヤマトシロアリの羽アリは 4月下旬〜5月頃の雨上がりの日中に一斉に飛び立つ(群飛・スウォーム)と言われます。
ただし、ここは仙台の話。
東北は年によって発生時期が後ろにずれて、5月〜6月にかかることもあります。
「4月下旬だけ気をつければOK」ではなく、ゴールデンウィーク前後〜初夏の入り口までは油断しないでください。
そして厄介なのは、羽アリそのものよりも、羽アリが示す“意味”です。
羽アリは、ただの虫ではなく、家が出している警告の可能性があります。
羽アリが出た=「巣が満員」のサイン。既に被害進行中?
羽アリが出た場合、近くに成熟したコロニー(巣)があるサインになり得ます。
規模は条件で変わりますが、巣の個体数は数千〜数万規模(場合によってはそれ以上)になることもあります。
つまり、こういうことです。
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「今日、羽アリを見た」=「今日から被害が始まる」ではない
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すでに床下や木部の内部で静かに進んでいる可能性がある
特に注意したいのは、湿気が絡む場所です。
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浴室・脱衣室の周辺
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キッチン・洗面の床まわり
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玄関(タイルの下や上がり框まわり)
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北側の床下(乾きにくい)
「雨の後に一気に出た」「室内でまとまって出た」などの状況は、より注意度が上がります。
「シロアリ」と「クロアリ」の見分け方
シロアリの羽アリの特徴
- 寸胴(くびれが目立たない)
- 羽が4枚ともほぼ同じ大きさ(前後が同じに見える)
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触角が「数珠状」に見えることが多い
クロアリ(普通の黒アリ)の羽アリの特徴
- くびれがある(いわゆるアリの体型)
- 羽の大きさが違う(前羽が大きく、後羽が小さい)
- 触角が「くの字」に曲がって見えることが多い
玄関に落ちている「羽」だけだと判断が難しいので、本体がいるうちにスマホで寄り撮りしておくのが、いちばん確実です。
市販の殺虫スプレーはNG?プロを呼ぶまでにしてはいけないこと
ここが一番大事です。
目の前の羽アリを殺しても、問題が解決するとは限りません。
むしろ、やり方によっては「どこから出たのか分からなくなる」ことがあります。
やってはいけない(やりがち)なこと
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床下点検口や出入口に向けて殺虫スプレーを大量噴射する
→ 逃げてしまい、発生箇所の特定が難しくなることがあります。 -
出どころを探して壁や床を剥がす
→ 被害位置とズレることが多く、余計な破壊につながります。 -
自己判断で薬剤を買って撒く
→ 処理範囲や量、薬剤の相性次第で「効かない」「再発する」こともあります。
じゃあどうすれば正解なのか
- 写真・動画を撮る(寄りと引き)
- 出た場所・時間・天気をメモ(例:雨上がりの14時、浴室前など)
- 可能なら、羽アリ本体を数匹、袋やテープで確保
- 羽だけなら、掃除機で吸って袋を捨てずに保管(証拠になります)
どうしても気持ち悪くて駆除したい場合でも、まずは「記録」と「確保」を優先してから。
これだけで原因特定のスピードが変わります。
スイコーなら「床下点検」は無料。被害状況をカメラで確認
羽アリを見つけたら、次は“想像”ではなく“確認”です。
スイコーでは床下点検を無料で行い、床下の状態をカメラで一緒に確認します。
床下で見るポイントは、ざっくり言うとこのあたりです。
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木部の食害痕(表面が薄く残って中が空洞…など)
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蟻道(泥のトンネルのような道)
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湿気の溜まり(カビ、結露、漏水痕)
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侵入経路になりやすい配管まわり
「まだ大丈夫だと思っていたのに、見たらゾッとした」
このパターン、正直少なくありません。早期発見が一番安く、被害も小さく済みます。
まとめ:5月の連休前に、一度床下を覗いてみませんか?
羽アリは、“たまたま出た虫”ではなく、家からの警告であることがあります。
特に、雨上がりの日中にまとまって出たなら要注意です(仙台では5月〜6月にかかる年もあります)。
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羽アリを見た
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黒い羽が大量に落ちている
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浴室・玄関まわりで出た
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床がフカフカする、建具が湿っぽい、床下がカビ臭い気がする
当てはまるなら、予定を詰める前にまず床下を確認しましょう。
「何もなければ安心」。それが一番いい結末です。
よくある質問(Q&A)
Q1. 羽アリを1匹見ただけでも、点検した方がいいですか?
A. 室内で見た/羽が落ちている場合は点検をおすすめします。屋外で1匹だけなら飛来の可能性もありますが、室内での発見は重要度が上がります。写真があると判断が早いです。
Q2. 玄関に羽だけ落ちていて、本体がいません。手遅れですか?
A. 手遅れとは限りません。ただ、羽だけ落ちるのは群飛の“跡”であることが多いです。早めに床下を確認しましょう。
Q3. 殺虫スプレーで全部やっつければ解決しますか?
A. 解決しないケースが多いです。問題は羽アリではなく、**近くにあるかもしれない巣(本体)**です。まず記録(写真・場所)を残し、点検で原因を押さえるのが基本です。
Q4. クロアリだったら放置して大丈夫?
A. クロアリはシロアリほど木材を食害しませんが、発生の背景に「湿気」や「隙間」があると別のトラブルにつながることもあります。気になるなら一度見せてください。
Q5. 点検で何を見せてもらえますか?
A. 床下の木部・湿気・蟻道の有無などをカメラで一緒に確認します。「見えない場所を見える化」するのが最初の一歩です。
お好みの方法でご相談ください。
受付時間:10:00~12:00、13:00~17:30(定休日:日曜日)
この記事を書いた人
澤口 司 株式会社スイコー 代表取締役
一級建築士・宅地建物取引士・Affiliated Financial Planner。「建築」と「不動産」の両面から、資産価値を守る提案。複雑な相続問題も、プロの知見でシンプルに解決へと導きます。
