売っても住み続けられるという選択肢

売っても住み続けられるという選択肢
老後対策リースバック

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しているスイコーの澤口

(一級建築士、宅地建物取引士、Affiliated Financial Planner)

です。

 

今回のテーマは

売っても住み続けられるという選択肢

リースバックで叶える“安心の老後生活”


物語:築36年の我が家、どうする?

ご主人72歳、奥さんも同じく72歳。

仙台市青葉区郊外の静かな住宅地に建つ、築36年の自宅で二人だけの暮らしが続いている。かつては3人の子どもたちが走り回り、笑い声の絶えなかった家も、今は夫婦の足音だけが響く。子どもたちはそれぞれ県外で家庭を持ち、家を継ぐ気はまったくないという。仕事が忙しく、年に一度帰省できればいいほうだ。

それでも最近は、スマホで孫たちとビデオ通話をするようになり、画面越しに手を振る時間が小さな楽しみになった。

 

だが、心の奥には漠然とした不安もある。段差の多い廊下、冬になると底冷えする浴室、そして年々増えていく修繕費。

「この先、いつまでこの家で暮らせるだろうか」

そんな言葉が、ふとした拍子にご主人の口からこぼれる。奥さんも、黙ってうなずいた。

 

先日、テレビで目にした七十七銀行の「リバース60」の説明会に参加してみた。ローンを組み替えて住み続けながら老後資金を確保できる仕組みだという。話を聞くうちに「そんな方法もあるのか」と思ったが、そこで耳にしたもうひとつの言葉――「リースバック」が心に残った。

「家を売っても、住み続けられる?」

その夜、夫婦でお茶を飲みながら、これからの暮らし方についてゆっくりと語り合った。老後の安心と、住み慣れた家。どちらも大切にしたい。そんな想いから、“リースバック”という選択肢を真剣に考え始めた――。


リースバックとは?

リースバックとは、自宅を一度売却して現金化し、その後も賃貸として住み続ける仕組みです。

買主は主に不動産会社や投資家で、売却と同時に賃貸借契約を結び、家賃を支払う形で生活を継続します。

つまり、「所有」から「利用」へと住まい方を変える方法です。

・売却によりまとまった資金を確保できる

・引っ越しせずに生活を続けられる

・固定資産税・修繕費などの負担がなくなる

といったメリットがあります。

メリット

・すぐに資金が手に入る

不動産会社による直接買取のため、売却までの期間が短く、早ければ数週間で資金化可能。

・引っ越し不要・生活環境を維持

学区や病院、近所付き合いを変えずに住み続けられます。高齢夫婦には特に大きな安心。

・固定資産税・修繕費が不要

所有権が移るため、維持管理や税負担から解放されます。

・税制優遇の対象となる場合も

居住用財産の売却に該当すれば、譲渡所得3,000万円控除を受けられる可能性があります。

デメリット・注意点

・家賃が発生する

売却後は賃貸契約になるため、毎月の家賃支払いが発生します。市場相場より高めに設定されるケースもあります。

・将来的に退去の可能性

契約が「定期借家」の場合、期間終了後に更新できず退去を求められる場合があります。

・買戻しは保証されない

契約に「買戻し特約」があっても、価格や期限が厳しいケースが多く、実際に再取得できるとは限りません。

・買取価格が低くなる

一般の仲介売却に比べ、相場より1~2割ほど安くなる傾向があります。


どんな家庭に向いているのか?

向いている家庭

・介護費用や老後生活費など、短期間でまとまった資金が必要な方

引っ越しせずに住み続けたい

・子どもが家を継がない予定の世帯

・売却後も生活基盤を保ちたい

 

向かない家庭

・長期的に今の家で永住したい

家賃支払いが家計を圧迫する恐れがある方

・将来の買戻しを前提にしているが、資金計画が不明確な方


リバースモーゲージ・JTI制度との違い


仙台で考える「老後の住まい選び」

仙台市では、築30年以上の戸建住宅が急増しています。

「子どもが継がない」「修繕費がかさむ」「老後資金を確保したい」という相談も増えています。

リースバックはそのような家庭にとって、**“資金を確保しながら住み慣れた生活を維持できる”**新しい選択肢。

ただし、契約内容によっては後悔するケースもあるため、借家契約の種類・家賃設定・買戻し条件を事前にしっかり確認することが大切です。


まとめ

・リースバックは「売却+賃貸」という新しい住まい方

資金確保と居住継続を両立できるが、家賃負担と契約内容に注意

・リバースモーゲージ・JTI制度と比較して最適な方法を選択することが重要

・契約は必ず専門家のチェックを受けることをおすすめします

ご相談はスイコーへ

リースバック、リバースモーゲージ、JTIなど、制度ごとに長所・短所があります。

「私たちに一番合う方法はどれだろう?」と感じた方は、まずはお気軽にご相談ください。

 

株式会社スイコーは、創業41年周年、仙台で住宅と不動産の専門家として地域密着でサポートしています。

一級建築士・宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナーがチームで対応いたします。

 

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