こんにちは！　仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しているスイコーの澤口（一級建築士、宅地建物取引士）です。

今回のテーマは

仙台は東北地方の中心地的になっており、各県から若者の流入が少なくありません。彼ら彼女らは仙台での生活基盤が確立すると実家に戻らないため、実家が空き家になってしまうという話をよく耳にしますし、実家を売却したいという相談が頻繁に寄せられます。

令和５年度の相続放棄受理件数は 28万2,785件。５年前から約６万7,000件も増えています。この10年間の推移が次の表です。右肩上がりで増加していることが分かります。この状況は相続人が「財産を引き継ぎたくない」ということを表しています。（データは令和5年司法統計年表より）

2023年の空き家数は900万戸。2018年（829万戸）と比べて51万戸の増加で過去最多となっています。総住宅数に占める空き家の割合（空き家率）は13.8％です。空き家が増加する一方で新築戸建住宅やマンション、賃貸アパートが建築されており、この先はますます空き家が増えると予測されています。空き家の維持費も積み重なっていくため負動産として社会問題化が深刻になっています。

（総務省 令和5年住宅・土地統計調査速報集計より）

令和5年4月27日スタートの「相続土地国庫帰属制度」は、令和7年4月30日現在で申請総数3,732件に対し帰属件数1,586件。面積・管理コストなど厳しい審査をクリアできず却下・取下げになるケースが少なくありません。

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信託口座で管理 → 判断能力喪失後の凍結を防止

相続開始後３か月以内に家庭裁判所へ申述

借金だけでなく“不動産も全部放棄”になる点に注意

放棄後も空き家管理義務が残るケースあり（要専門家確認）

□ 固定資産税評価額より市場価格が低い

□ 最寄り駅から徒歩20分超／駐車場なし

□ 建物築30年以上で耐震基準が旧式

□ 相続人が県外在住か独身

□ 毎年の管理・修繕費が家賃収入より高い

１つでも当てはまる方は要注意！

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中古を買ってリノベという

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仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

（運営：株式会社スイコー）の

澤口（さわぐち）でした。

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お気軽にご連絡ください。

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