
こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しているスイコーの澤口(一級建築士、宅地建物取引士)です。
今回のテーマは
家族間で意見が割れたときの不動産相続の解決ステップ
相続は、誰にとっても避けて通れない大切なテーマです。特にご自宅や土地といった「不動産」が関わると、簡単に分けられないため、家族の間で意見が食い違うことも少なくありません。
「話し合いがまとまらない…」「このまま放置してよいのだろうか?」そんな不安を抱えている方に向けて、不動産相続の解決ステップをご紹介します。
1. まずは相続人全員での話し合いから
相続財産の分け方は、相続人全員の合意がなければ成立しません。兄弟姉妹の一部だけで決めても無効になってしまいます。
まずは全員で集まり、それぞれの希望や事情を整理しましょう。
「誰が住み続けるのか」
「公平に分けるにはどうすればよいか」
「現金が必要な人とそうでない人の差をどう埋めるか」
こうした点を率直に話すことが大切です。
2. 感情的になりそうなら専門家を交える
家族だけで話し合うと、どうしても感情が先に立ってしまうことがあります。
その際は、中立の立場である弁護士・司法書士・税理士・不動産の専門家に相談してみましょう。
専門家が入ることで、
法律的に妥当な分け方
不動産の評価額の算定
税金面の影響
といった客観的な視点から、冷静に方向性を示してもらえます。
3. 分けにくい不動産の代表的な解決方法
不動産は「現物分割(物理的に分ける)」が難しいため、次のような方法がよく用いられます。
換価分割:不動産を売却して現金化し、分ける方法
代償分割:一人が不動産を相続し、他の相続人に代償金を支払う方法
共有分割:複数人で共同所有する方法(ただし将来のトラブルリスクが高いため注意)
それぞれにメリット・デメリットがあるため、家族の生活状況や資金事情を踏まえて検討することが大切です。
4. 家庭裁判所での調停という選択肢
どうしても話し合いでまとまらない場合は、家庭裁判所の遺産分割調停を利用することができます。
調停委員が間に入り、公平な合意を目指してくれます。それでも合意できなければ、最終的には裁判所が審判という形で判断を下します。
5. 早めの対応が安心につながる
相続問題を先延ばしにすると、
- 固定資産税や管理費の負担が宙ぶらりんになる
- 建物が空き家化して劣化や近隣トラブルにつながる
- 相続人同士の関係が悪化して解決がさらに難しくなる
といったリスクがあります。
「早めに相談し、全員で合意を目指すこと」が、家族の負担を軽くする第一歩です。
まとめ
不動産相続で意見が割れたときの解決ステップは、
- 相続人全員での話し合い
- 専門家の関与
- 実務的な分割方法の検討(売却・代償・共有)
- 調停・審判による解決
という流れで進んでいきます。
大切なのは、「家族の絆を守りつつ、公平で納得のいく方法を選ぶこと」です。
仙台エリアで相続に関する不動産のお悩みがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。専門家の視点から、最適な解決策をご提案いたします。
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(運営:株式会社スイコー)の
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