
こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しているスイコーの澤口(一級建築士、宅地建物取引士)です。
今回のテーマは
【2025年改正】老朽マンションの未来を変える改正法
― 中古マンション購入・所有にどう影響するのか?
仙台市内でも築30年以上のマンションが増えるなか、「このマンション、将来大丈夫かな…」と不安を抱く方も少なくありません。
そんな不安を払拭するため、令和7年通常国会にて5月に【マンション管理・再生の円滑化法案】が可決されました。
この改正により、中古マンションの「管理」と「再生」に関するルールが大きく変わり、
これから購入する人にとっても、今所有している人にとっても安心材料が増えることになります。
仙台でマンションを探すなら、ぜひ押さえておきたい法改正のポイントを解説します。
セクション1:購入前に知っておくべき「安心の制度」
意思決定がスムーズに進む!
マンション管理や修繕計画に関する決議が、これまでの「区分所有者の過半数」から、出席者の過半数で可決可能に。
再生に関しても、5分の4の賛成で敷地売却や大規模リノベーションが可能になるなど、将来の方向性が決めやすくなります。
→ 決まらない…進まない…という事態を避けられる!
所在不明の所有者が意思決定を妨げない
長期空室や相続登記未了などで「連絡が取れない所有者」がいても、裁判所の手続きを経て議決から除外可能に。
→ 意思決定を邪魔されない、健全な管理組合運営が可能に!
万一のときは専門家が管理を代行
管理が著しく不全なマンションでは、裁判所が外部の専門家を管理人として選任し、一定期間運営を立て直す制度が創設されました。
→ 住民だけで抱え込まなくていい!プロの力で再建の道が開かれる
セクション2:中古マンションでも資産価値を守れる時代に
法改正により、建替え以外の「再生」の選択肢が大幅に拡大しました。
✔ 敷地売却
✔ 一棟リノベーション
✔ 取壊し → 更地売却
これらも一定の多数決で実行できるようになり、資産の“出口戦略”が描きやすくなりました。
また、マンション分譲会社は今後、管理計画の策定・引継ぎが義務化され、
管理会社の理事就任時には「利益相反」についての説明義務も課されます。
→ 管理の透明性・信頼性が高まり、安心して中古マンションを選べるように!
セクション3:それでも負担やリスクはゼロではない
とはいえ注意も必要です。
修繕や建替えの「費用」はこれまで通り住民負担
管理再建を担う理事や組合員の実務は複雑化の可能性も
制度が整ったからといって自動的に再生されるわけではなく、住民の合意形成や行動がカギを握ります。
→ 購入前には、そのマンションの“管理実態”と“将来計画”をしっかり確認しましょう!
セクション4:仙台で注目すべき物件選びのポイント
~代表・澤口司よりアドバイス~
仙台市では築30年超の団地型マンションも多く見られます。
これから購入を検討される方は、以下のポイントに注目してください。

→ 見えない部分こそ、将来の資産価値を左右します。プロの視点で物件を一緒に見極めましょう。
【まとめ】
今回の法改正で、中古マンションは“管理と再生の時代”へと進化を始めました。
管理体制の可視化
意思決定の迅速化
再生方法の多様化
管理不全の救済制度
これらは、中古マンションを安心して「買える・住める・引き継げる」資産へと変えていく後押しとなるでしょう。
仙台でマンション購入をお考えの方は、法改正をチャンスと捉え、
将来に強い物件を一緒に見つけていきませんか?
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仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の
澤口(さわぐち)でした。
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