
こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しているスイコーの澤口(一級建築士、宅地建物取引士)です。
今回のテーマは
相続:遺産分割でトラブルを防ぐために
家族みんなが納得できる“揉めない相続”のポイント
なぜ相続でもめやすいのか?
相続の話になると「誰が何をどのくらい受け取るか」で意見が食い違い、トラブルになることがあります。
実際に、家庭裁判所で扱われる遺産分割の件数は全国で毎年1万件を超えていて、とても身近な問題です。
特に最近は、こんな理由で揉めやすくなっています。
- 法律の改正で、不動産を相続したら3年以内に登記が義務になった
- 生前贈与のルールが変わり、渡し方によって税金や分け方で不公平感が出やすくなった
- 空き家問題で、実家を「売る」「残す」「貸す」で家族の意見が割れる
つまり「法律のルール」「不動産の扱い」「家族の気持ち」が交じり合って、話がこじれることが多いのです。
期限を意識することが大切
相続には守らなければならない期限があります。
相続税の申告:10か月以内
被相続人の確定申告(準確定申告):4か月以内
不動産の相続登記:3年以内
「まだ話し合いがまとまらない…」という時でも、**とりあえず相続人の名前を登記する“相続人申告登記”**をしておけば、過料(ペナルティ)を避けられます。
揉めないための工夫
1. 財産を“見える化”する
家や土地、預貯金、借金などを一覧にして、家族みんなが把握できるようにします。
2. 不動産は共有しない
家や土地を兄弟姉妹で共有名義にすると、将来の売却や管理で必ず話がややこしくなります。
誰か一人が相続し、その分をお金で清算(代償金)する方がスッキリします。
3. 生前に準備しておく
遺言書を作っておくことは大きなトラブル防止策です。特に公正証書遺言なら形式のミスもなく安心。
最近は法務局で遺言を預けられる制度もあり、紛失の心配がなくなりました。
4. 空き家になりそうな実家の出口を考える
「相続しても使わない土地や家」は、国に引き取ってもらえる制度も始まっています。無理に持ち続けなくても選択肢があると安心です。
5. 話し合いがまとまらない時は専門機関へ
家族の話し合いで解決できないときは、仙台家庭裁判所の調停や専門家のサポートを受けるのも一つの方法です。
仙台で相続を考える方へ
仙台でも「空き家になった実家をどうするか」「郊外の土地を相続したけど維持できない」といったご相談が増えています。
スイコー不動産では、
- 不動産を売った場合の“手取り額”シミュレーション
- 「売る・貸す・住み継ぐ」の比較
- 専門家(司法書士・税理士・弁護士)との連携
といった形で、家族が納得できる相続の進め方を一緒に考えています。
まとめ
- 相続は期限を守ることが第一歩
- 不動産は共有せずにスッキリさせるのが安心
- 遺言や制度をうまく使うことでトラブルを防げる
- 難しいときは専門機関や地域の不動産会社を頼ってよい
- 「家族の想いを大切にしながら、安心して相続を進めたい」
そんな方に、仙台不動産情報ライブラリーは役立つ情報と具体的なサポートをお届けします。
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仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の
澤口(さわぐち)でした。
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