財産処分で損をしたケース 仙台不動産情報ライブラリーcolumn617

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

 

本日は

育った家に居住予定のないあなた向け

 

財産処分で損をしたケース

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


空き家の譲渡所得3,000万円の特別控除を利用


今回は、親の家を相続した方が

 

残念な思いをされたケースについて

 

お話します。

 

 

古い家でしたが、

 

親が適切なリフォームをしていたので、

 

賃貸にしようと考えていました。

 

 

ところが仕事や家庭の行事等で忙しく

 

家の中にある親の家財等の整理が

 

手つかずのまま月日が過ぎました。

 

 

やがて面倒になってしまい、

 

とうとう売却することにしたのです。

 

 

お金に困っている訳でもないので

 

不動産業者には少しでも高く売りたいと

 

要望しました。

 

 

相場よりも高い売却価格にて設定

 

したために、なかなか売れず、

 

時間がかかってしまいました。

 

 

でもまあ、相場より安くすること

 

なく売れたので喜んでいたのです。

 

 

ところが税金に驚くことに。

 

 

このようなケースは、

 

決して珍しいことではありません。

 

 

売れないまま何年も空き家に

 

なってしまう場合もあります。

 

 

住居は空き家のまま歳月が経つと

 

劣化が加速していきます。

 

 

空き家が増加し続けていることから

 

国は「空き家の譲渡所得3,000万円

 

の特別控除制度」を設けています。

 

 

相続した早い時期であれば

 

この制度をすることで税金が

 

軽減される場合があるのです。

(出典:仙台市広報資料より)

この図では、

 

親が居住していた空き家を

 

耐震リフォームをして譲渡(売却)

 

するか、取り壊して更地と

 

して譲渡(売却)した場合に

 

最大3,000万円まで特例により

 

控除されるという内容です。

 

 

耐震リフォームの費用と

 

取り壊し費用は、

 

どちらがかかるのか?

 

 

ということについては、

 

建物や立地の状況によって

 

変わります。

 

 

しかし、この特例を使った方が、

 

特例を使わずに譲渡するよりも

 

支出を減らせる可能性が高くな

 

ります。

 

 

この制度についての詳細は、

 

仙台市内の各税務署へ問い合わせ

 

することで教えてもらえます。

 

 

個別具体的なことについては、

 

税理士さんに相談することの方が

 

確実です。

 

 

その前の大まかなことであれば

 

一般的な話として不動産業者で

 

も対応できるかと思います。

 

 

耐震リフォームがいいのか

 

解体した方がいいのかまで

 

含めて総合的に検討したい場合

 

には、不動産業と住宅建築業の

 

両方を営む住宅業者の方が

 

複数の選択肢による検討が

 

可能になります。

 

 

このようなケース、

 

専門領域が複数に及ぶために

 

スムーズに手続き等が進みません。

 

 

手間がかかりますが、

 

それぞれの専門家から

 

情報収集した上で対応可能だと

 

思える専門業者へ依頼されることを

 

オススメします。

 

 

 

 

中古を買ってリノベという

新しい住生活スタイル

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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