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広瀬川、七北田川を汚染しないように 仙台不動産情報ライブラリーcolumn563

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

 

本日は

広瀬川、七北田川を汚染しないように

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


正規な施工そして維持管理を


小学生の頃は、

 

広瀬川の宮沢橋近くの河川敷

 

で遊んだりしていましたが、

 

七北田川支流の仙台川は

 

臭いが酷すぎて

 

とても川遊びが出来るような

 

状況ではありませんでした。

 

 

それが、下水道の普及により

 

川が浄化されてきて

 

仙台川でも魚やサギを見かける

 

ように変化しました。

 

 

前回、前々回と浄化槽の補助金

 

などの記事を配信しました。

 

 

下水道が普及していない地域で

 

は浄化槽設備の利用がより重要

 

になっているからです。

 

 

昔ながらのように生活排水を

 

川に流してしまうと河川がそし

 

て海が汚染されてしまいます。

 

 

下水道が普及している地域では

 

住宅を新築する場合に下水道排

 

水設備工事の申請手続きを行い、

 

完了検査を受けます。

 

 

仙台市ではこの手続きをせずに

 

工事を行うと確実に判明するよ

 

うな仕組みになっています。

 

 

そのため、ほとんどの業者が正

 

規な工事を行います。

 

 

このようにして生活排水が

 

河川に流れ込むことを防いで

 

いるのです。

 

 

しかし、下水道が普及していな

 

い地域の場合には、何も施さな

 

ければ河川に生活排水が流れこ

 

むことになります。

 

 

「裏庭の地面に垂れ流している

 

から大丈夫でしょ」

 

という思考をされる方が

 

まれにいらっしゃいますが、

 

地面に浸透した水は

 

地下水として下流域に

 

伝わっていきます。

 

 

土や砂利等で浄化されるという

 

意見もありますが、

 

そのような家の裏に行くと

 

日陰ということもあり

 

カビ臭や腐ったような臭いを

 

感じたりします。

 

 

地面を掘ると

 

土砂が黒くなっています。

 

 

汚泥になっているのですね。

 

 

夏は、そこから蒸発していく

 

湿気を含んだ空気が

 

室内に入っていくことも

 

考えられます。

 

 

直接に河川に生活排水を

 

流していないから大丈夫だ

 

という考えがもたらす

 

このような状況を

 

いかが思われますか。

 

 

宮城県も仙台市も

 

下水道が普及していない地域

 

において生活排水を浄化槽設

 

備により直接河川に放流され

 

ないよう取り組んでいます。

 

 

浄化槽設備は、設置しただけ

 

で大丈夫ではなく、維持管理

 

がとても重要です。

 

 

維持管理を行っていないと

 

浄化槽内で生活排水が浄化

 

されなくなり、

 

汚染された水が河川に流れ込

 

んでしまうからです。

 

 

次の図は、

 

浄化槽がどのように設置される

 

のかをイメージしたものです。

 

(出典:仙台市「快適な生活と美しい環境を守る浄化槽」より)

次の図は、浄化槽のしくみです。

(出典:仙台市「快適な生活と美しい環境を守る浄化槽」より)

微生物の力を活用して、

 

有機物を分解し濾過し、

 

減菌消毒により

 

安全な水に変えて

 

河川へ繋がる側溝等へ

 

放流します。

 

 

このようにして家庭の生活排水が

 

河川そして海を汚染しないよう

 

にしているのです。

 

 

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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