高経年マンションの課題 仙台不動産情報ライブラリーcolumn462

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

 

本日は

高経年マンションの課題

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


ハード面としてのマンション問題


仙台市内にも築40年を超える

 

高経年マンションが増えてきました。

 

 

高経年マンションには、

 

共用部分である

 

・外壁等の剥落

・鉄筋の露出・腐食

・給排水管の老朽化

 

などといった

 

生命・身体・財産に影響する問題を

 

抱えている物件があり

 

社会問題化しつつあります。

 

 

マンションに限らず

 

戸建住宅もその他の建築物や

 

橋やトンネルなどの構造物も

 

劣化していきます。

 

 

いずれにしても使用限界が

 

必ず訪れます。

 

 

そしてその後耐用限界に到り、

 

放置したままになると朽ちていきます。

 

 

マンションは共同住宅なので

 

このようなハード面だけの問題に

 

加えてソフト面に問題を抱えること

 

になります。


ソフト面としてのマンション問題


高経年マンションにおける現象では

 

・区分所有者の高齢化

・区分所有者の非居住化(賃貸)

・区分所有者の非居住化(空き住戸)

・管理組合の役員の担い手不足

 

などが見られます。

 

 

それによって

 

総会運営や集会の議決が困難になる

 

などの課題を抱えてしまいます。

 

 

次の図は国土交通省が公表した

 

「区分所有者の高齢化・非居住化・

管理組合の担い手不足」

 

についてまとめたものです。

左上の図が

 

「マンション居住者が60歳以上のみの

世帯の割合」

 

です。

 

 

昭和55年以前のマンションでは

 

約半数が60以上のみの世帯になって

 

います。

 

 

右上の図は

 

「マンション内の借家の割合」

 

です。

 

 

昭和55年以前のマンションでは、

 

約半数が賃貸化しており、

 

世帯の50%以上が賃貸になっている

 

マンションも見受けられます。

 

 

左下の図は

 

「マンション内の空き家の割合」

 

 

です。

 

 

昭和55年以前のマンションでは、

 

空き家なしが55%~56%しかない

 

という状況です。

 

 

空き家の増加が、

 

修繕積立金の集金にも大きな影響を

 

及ぼす傾向があります。

 

 

右下の図は

 

「空き家による現在の問題と将来の

危惧」

 

です。

 

 

現在の問題では

 

「管理組合役員の担い手がいなくなる」

 

が最も多く65.9%にものぼります。

 

 

これは区分所有者の高齢化による

 

影響に加え、多様化、労働環境などの

 

社会構造の変化により

 

役員を引き受けられないという人が

 

増えていることも影響していると

 

見受けられます。

 

 

将来の危惧では、

 

「総会の運営や集会の決議が困難になる」

 

が40.7%になっており、

 

居住し続ける上での維持管理に支障が

 

避けられない不安が発生しています。

 

 

区分所有者の非居住化により、

 

区分所有者が相続などによって

 

所在が分かり難くなることも懸念されて

 

おり、居住し続ける区分所有者の

 

負担感が重くなりそうです。

 

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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