耐震診断でわかることと耐震補強の考え方 その8 仙台不動産情報ライブラリーcolumn278

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スイコーの澤口です。

 

本日は前号からの続き

耐震診断でわかることと耐震補強の考え方 その8

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


柱と基礎を金物で固定する


次は日本木造住宅耐震補強事業者協同組合

 

(通称:木耐協)がリリースした

 

「耐震診断結果報告書の解説書」

 

 

「耐震補強の考え方」より

 

「柱と基礎を金物で固定する/接合部の改善」

 

についてです。

(木耐協「耐震診断でわかることと耐震補強の考え方」より引用)

図の右上にあるように「ホゾ抜け」が

 

阪神淡路大震災で発生しました。

 

 

地面から突き上げるような揺れだったため

 

土台に載っていた柱が接合部から抜けて

 

しまい、再び落ちてきた際に元に戻らずに

 

土台から落ちてしまったことで屋根等の

 

重さを支えられなくなり倒壊していきま

 

した。

 

 

逃げる時間がまったくない状況です。

 

 

これは地震力により強い引き抜き力が発生

 

したからであり、その後2000年に建築基

 

準法が改正されて、「ホゾ抜け」を防止す

 

るためのホールダウン金物の取り付けが義

 

務づけされました。

 

 

改正以前の住宅では、基礎と土台・柱が緊

 

結されていないケースがあるので、耐震改

 

修工事により金物により緊結します。

 

 

大がかりな工事をする時間が取れない場合

 

には、木耐協推奨の「外付けホールダウン

 

金物」により、建物の外側から手軽にホゾ

 

抜け対策を行えます。


基礎を強くする、ひび割れを直す。


次はNo.3の「基礎を強くする、ひび割れ

 

を直す」になります。

 

 

無筋基礎の場合には、大がかりな工事にな

 

りますが、基礎の増し打ちにより基礎を強

 

化します。

 

 

基礎にひび割れがある場合には、そのまま

 

放置するとそこから水が浸入し鉄筋が錆びる

 

原因になってしまうので、補修します。

 

 

ただし、コンクリートの乾燥収縮による表面

 

上ヘアークラックの場合には、その幅と深さ

 

により対応を検討することになります。

 

 

次回へ続きます。

 

 

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