居住環境へ求めることの違いを知る 仙台不動産情報ライブラリーcolumn239

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

本日は

居住環境へ求めることの違いを知る

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


子育てのために最も重要な居住環境は


住宅及び居住環境に関して子育てのために

 

最も重要と思う項目についての調査結果が

 

次の図です。

(出典:国土交通省「平成25年住生活総合調査」より)

図は、平成20年調査と平成25年調査を

 

グラフ化しています。

 

 

平成25年は「住宅の広さ」が14.0%

 

と最も多く、

 

次いで

「家族の集いや交流を促す間取り」13.9%

「住宅と住宅まわりの防犯性」が11.9%

「幼稚園、小学校などの利便」が10.9%

となっています。

 

目に見える居住環境に重きが置かれてい

 

るものの、

 

「安全性、遮音性などの住宅の性能」

 

については、関心度が低い状況になってい

 

ます。


住み替えする時に重要視する居住環境とは


次の図は、住み替えの目的についての調査

 

結果になります。

(出典:国土交通省「平成25年住生活総合調査」より)

青色塗りが

「今後5年位内に住み替え意向を持つ世帯」

の回答。

 

 

青色模様が

「最近5年間に住み替えた世帯」

の回答です。

 

 

住み替えの意向にも

 

「住宅を広くする、部屋を増やす」が21.5%

 

と最も多くなっており、先の子育てに重要と

 

思う項目と重なるところです。

 

 

ところが、実際に住み替えた世帯の状況にな

 

ると、

 

「就職、転職、転勤などに対応」が21.7%

 

と最も多くなっており、

 

「通勤、通学などの利便の向上」

 

も多くなっています。

 

 

「子育て」という視点

「住み替え」という視点

 

という2つの視点に次は

 

「高齢者」という視点

 

を加えてきます。


ライフステージの変化に対応する居住環境を考える


次は「高齢者世帯が考える住宅及び居住環境

に関して重要と思う項目」についてです。

(出典:国土交通省「平成25年住生活総合調査」より)

「日常の買物、医療・福祉・文化施設などの

利便」が最も多く35.9%、

「地震時の住宅の安全性」32.6%、

「災害時の避難のしやすさ」28.3%、

「治安、犯罪発生の防止」27.9%、

「福祉、介護などの生活支援サービスの状況」

25.6%

 

と続きます。

 

 

質問の項目が違っているため、単純な比較

 

は妥当とは言えませんが、子育て後の住宅

 

では一般的に部屋余り状況になっており、

 

居住環境における広さや間取りの重要度は

 

かなり低くなっているものと推察します。

 

 

これまでの3つの視点で見ると、ライフス

 

テージにおける住宅に求める状況が大きく

 

変化していることが如実に現れています。

 

 

人生100年時代におけるマイホームのあり

 

方について、家を購入する時に十分に考え

 

た上で物件選びが必要ではないでしょうか。

 

 

補足

平成30年住生活総合調査は、平成30年

12月1日現在を調査時点として実施され

ています。

平成25年住生活総合調査は、平成25年

12月1日現在を調査時点として実施され

ており、調査結果は平成27年9月30日

に公表されています。

平成30年住生活創業調査も同様なタイミ

ング(来年9月末)になるものと予測しま

す。

 

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

 

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