管理組合での議論が進まない老朽化問題 仙台不動産情報ライブラリーcolumn189

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

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スイコーの澤口です。

 

本日は

管理組合での議論が進まない老朽化問題

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


仙台市内の築古マンションを購入する場合のリスク


マンションの老朽化問題は

 

仙台でも発生しています。

 

 

マンションの寿命は、

 

維持管理メンテナンス状況によって

 

差が生じており、

 

40年、50年、60年と定まっている

 

ものではありません。

 

 

ひとつの基準となるのが、

 

国税庁が示している耐用年数です。

 

 

主な減価償却資産の耐用年数表によると

 

鉄筋コンクリート造の住宅用建築物は

 

47年となっています。

 

 

この耐用年数が寿命ということでは

 

ありませんが、

 

資産という視点での価値が

 

47年であることを頭の中から外さない

 

ことが重要であると考えます。


老朽化したマンションの建替えについて


次の図は国土交通省が調査した

 

マンションの建て替え実施状況です。

(国土交通省資料より引用)

この図を見る限りにおいては、

 

マンションの建替えが増え

 

マンションの老朽化問題の解決が進捗して

 

いるように見えます。

 

 

しかし、その実態について

 

国土交通省が調査した次の図を見て頂くと

 

老朽化問題の深刻さが見て取れます。

(国土交通省資料より引用)

「マンションの老朽化問題についての対策の議論の有無、及び議論の方向性」

 

 

について

 

「議論を行っていない」

56.3%

 

「議論は行ったが方向性が出ていない」

16.6%

 

「建替え等又は修繕・改修の方向性が出た」

21.9%

 

になっています。

 

 

その中で

「建替え等の方向で具体的な検討をした」

0.5%

 

でしかないのです。

 

 

調査結果の内訳を見ると

 

管理組合の運営の難しさ

 

建替えになると費用や

 

建替え期間中の仮住まいなど生活への

 

負担がかかってくることなど

 

合意形成していくことの

 

難しさが感じられます。

 

 

長く居住する目的にて

 

中古マンションを購入する場合においては、

 

管理組合が老朽化問題について

 

どのように議論を進めているのか

 

検討した結果がどうなっているのか

 

などを調べた上で

 

納得いく物件を選ばれることを

 

おすすめします。

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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