
こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
今回のテーマは
床暖房で後悔しないために。見直すべきは“家のしくみ”です
です。
既存住宅に床暖房を入れる前に知っておきたいこと
「仙台不動産情報ライブラリー:スイコー不動産」では、これまで多くのリフォーム相談をお受けしてきました。その中で床暖房を検討している方からは「知人の家に床暖房が入っていて、とても暖かかったのでウチもぜひ入れたい」というご要望がありました。
しかし、床暖房は住宅の構造・断熱性能や予算などをしっかり考慮しないと、思ったほどの効果が得られないケースがあります。実際、20年以上も前のことですが、プレハブメーカーの既存住宅にヒートポンプ式床暖房を導入した事例では、床暖房だけを設置してしまい、「想像していたほど暖かくならない」という大きなクレームになったことがあります。
床暖房リフォームは大きな投資です。失敗しないためにも、床暖房のメリットとデメリットを理解し、必要に応じて断熱リフォームの検討も含めて総合的に判断することが大切です。
床暖房リフォームの主なメリット
足元から暖かい快適さ
床暖房は床全体を均一に暖めるため、足元から部屋全体にじんわりと暖かさを感じられます。エアコンやファンヒーターのように頭上ばかり暑くなる、あるいは空気が乾燥するということも比較的少なく、室内の温度ムラが抑えられるのが特徴です。
インテリアの自由度が高まる
床暖房は床下に設置するため、暖房機器本体が室内に出てこないのもメリット。家具の配置がしやすくなり、部屋をすっきり広く使えます。
空気の汚れやニオイが少ない
エアコンなどの吹き出し口がない分、ホコリやハウスダストが舞い上がりにくく、クリーンな環境を保ちやすいといわれています。また、石油やガスファンヒーター特有の燃焼臭もありません。
安全性が高い
火を使わないタイプ(電気式・ヒートポンプ式等)であれば、火災や一酸化炭素中毒のリスクを軽減できます。小さなお子様やペットのいるご家庭でも安心感があります。
床暖房リフォームの主なデメリット
断熱や気密性能が不足していると十分に暖まらない
既存住宅の場合、建てられた時期や工法によって断熱・気密性能が低いことがあります。そのまま床暖房を導入しても、せっかく床を暖めても暖気が逃げやすく効果が薄れる可能性が高いです。
対策:床暖房を検討する際には、断熱リフォーム(外壁・天井・窓の断熱やサッシの交換等)の併用をおすすめします。
導入・運用コストがかかる
床暖房は快適な半面、設置費用が高めです。既存住宅に後付けする場合、床を剥がして配管や配線を通す大がかりな工事になるため、リフォーム費用がかさんでしまいます。さらに、運用時の光熱費も無視できません。
対策:熱源や地域の電気・ガス料金プランを事前にチェックし、ランニングコストをシミュレーションすることが重要です。
設置できる方式が限られる場合も
床暖房には大きく分けて「電気ヒーター式」「温水式(ヒートポンプ・ガス式など)」などがありますが、建物の構造や現在使用している給湯器の種類などによって導入しづらい方式がある場合があります。
対策:ご自宅の給湯システムや床下のスペースを確認し、最適な方式を選ぶことが大切です。プロのリフォーム業者に早い段階で相談しましょう。
リフォーム工事が大掛かりになる
床暖房を設置するには、部屋全体の床材を剥がす、配管・配線を通す、断熱材を入れるなど、それなりの工期と手間が必要になります。居住しながらの工事はストレスになりやすいため、一時的な仮住まいを検討するケースもあります。
対策:他のリフォーム(キッチン・リビングの改装など)と同時に行うことで、工期をまとめて短縮したり費用を抑えたりできることがあります。
失敗しない床暖房リフォームのポイント
先に断熱・気密性能を見直す
床暖房の快適さを最大限に活かすには、まずは断熱性能の改善が重要です。特に寒さが厳しい仙台エリアでは、天井や壁、窓の断熱工事を同時に検討することで、床暖房が本来の効果を発揮します。
家全体の暖房計画を立てる
リビングだけを床暖房にしても、他の部屋との温度差が大きくなり体感温度が下がることがあります。できれば「家全体の暖房プラン」を考え、必要な箇所に適切な暖房を組み合わせて検討しましょう。
複数の方式・工事プランを比較検討する
ヒートポンプ式、電気ヒーター式、ガス温水式など、床暖房には様々な方式があります。また、リフォーム工事の進め方によっても費用や工期は大きく異なるため、複数の業者・プランを比較検討したうえで最適解を選ぶことをおすすめします。
ランニングコストをシミュレーションする
設備導入費用だけでなく、光熱費やメンテナンス費用を踏まえたトータルコストを確認しましょう。せっかく床暖房を入れても、ランニングコストが高く負担になると快適性を楽しみきれません。
まとめ
床暖房リフォームは確かに快適で魅力的ですが、住宅の断熱・気密性能を高めることや方式選び・費用対効果のシミュレーションをしっかり行わないと、期待した効果が得られず不満が募ってしまうことがあります。
特に既存住宅では、リフォームの自由度はある一方、構造上の制限や追加の断熱改修が必要になるケースが多いです。
「仙台不動産情報ライブラリー:スイコー不動産」では、地域の気候や建物の状態に合わせたリフォームプランのご提案を行っております。床暖房をはじめとする快適リフォームを検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください。お客様のライフスタイルやご予算を踏まえ、最適なあたたかさを実現できるようサポートいたします。
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