マンションの修繕費用問題、時期を逸してしまうと肥大化するリスク 仙台不動産情報ライブラリーcolumn1096

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

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を運営しています

スイコーの澤口です。

 

 

本日は

マンションの修繕費用問題、時期を逸してしまうと肥大化するリスク

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


マンション共有部分の修繕処理、所有者の修繕積立金に対する意識の違いが問題に


今日から5月になりました。

 

今朝の日本経済新聞朝刊1面の

トップ記事は、

「マンションの修繕決議」

「出席者過半数で可能に」

という見出しです。

 

老朽マンションが増加しており、

今後も増加が予測されることから

新たな措置が必要だと判断されたよう

です。

 

審議を進めて2024年度には区分所有

法の改正も目指すとのことです。

記事からは、共有部分の修繕決議が

成立しやすくなることがわかります。

 

しかし、その費用を捻出できるか

大きな問題です。

 

 

新築分譲マンションでは管理費が高く、

修繕積立金を低く抑える傾向がありま

すが、中古マンションでは管理費を

抑えて修繕積立金を増やそうとする

傾向があります。

 

ただし、所有者が居住せずに賃貸にして

いる場合などには修繕積立金を増やすこ

とに難色を示す所有者も少なくありません。

 

利回りを考え売却を検討している所有者

の場合には、修繕積立金を増額すること

を避ける傾向があるようです。

 

 

建物や工作物は適切な時期に適切な修繕

が必要です。時期を逸してしまうと修繕

費用が増大化することになります。老朽

化は直線的に進むとは限らず、二次曲線

的に進捗することがあります。

 

法改正が進んでいくことは間違いありま

せんが、マンションの老朽化問題は深刻

度を増していくことが予想されます。

 

 

5月のスタートは、朝刊の1面トップ記

事を読んで、そこで新聞を読むのが終わ

り法改正により仕事にどのような影響が

出てくるのかを考えてしまいました。

 

 

 

 

中古を買ってリノベという

新しい住生活スタイル

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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