中古一戸建て購入前に要チェック!「耐震基準適合証明書」完全ガイド

中古住宅の中には耐震基準に不適合な住宅が少なからずあります。
中古住宅の購入前に耐震基準適合証明書が取れる住宅なのか

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しているスイコーの澤口(一級建築士、宅地建物取引士)です。

 

今回のテーマは

中古一戸建て購入前に要チェック!「耐震基準適合証明書」完全ガイド


1. そもそも、どんなときに必要なの?

1981年(昭和56年)5月31日以前に建築確認を受けた「旧耐震基準」の住宅を購入する場合、住宅ローン控除を受けたい、あるいはフラット35の適用を希望するなら、購入前または居住前に「耐震基準適合証明書」が必要になります。

 

また、登録免許税・不動産取得税の税制優遇を受ける際にも有効な証明書です 。


2. 取得することで得られるメリット

・住宅ローン控除の獲得 → 築年の古い住宅でも年末ローン残高の0.7%を最大13年控除 

※住宅の環境性能等により控除期間10年の場合もあります。

・登録免許税の軽減 → 所有権移転が0.1%(一般住宅特例0.3%、本則2.0%)

・不動産取得税の減額 → 築年数によって軽減対象に

・地震保険料の割引 → 「耐震診断割引」で約10%オフ (要確認が必要です。)

・資産価値UP&売却時の売れやすさ → 新耐震基準適合を証明できるメリット 


3. 誰に証明書を依頼すればいいの?

証明書の発行は、以下の専門機関に依頼可能です 。

 

建築士事務所登録をしている事務所に所属する建築士

指定確認検査機関

登録住宅性能評価機関

住宅瑕疵担保責任保険法人

 

まずは「耐震診断」が必要なので、一級/二級建築士事務所や「住宅診断サービス(ホームインスペクション)」を提供している機関に相談しましょう。仙台市にも対応する地元の建築士団体があります。


4. 費用の目安は?

耐震診断:10万円~30万円

証明書発行手数料:3万~5万円程度 

※旧耐震基準物件で改修が必要な場合、耐震補強費用が数十万~数百万円かかる場合もあります 


5. 申込みから発行までの流れと所要時間

耐震診断の申し込み・現地調査 → 数時間の調査後、結果まで約2週間~1ヶ月 

補強工事が必要な場合 → 規模により1~3ヶ月以上要 

工事完了後、証明書発行 → 約1~2週間

➡ 最短+余裕を持って約1.5~3ヶ月見込んでおくのがベスト


6. Q&A よくある疑問

耐震基準適合証明書についてのよくある質問
耐震基準適合証明書についてのよくある質問

まとめ:30代子育て世帯が知っておくべきポイント

旧耐震住宅を購入予定なら要確認。制度活用で大きな節約に!

複数の税金軽減+保険料割引が連動する大きなメリットあり

依頼は、耐震診断ができる建築士や検査機関へ。仙台市内でも依頼しやすい

費用は診断+証明書発行で約13万円〜30万円ちょっと、補強工事は別途

スケジュールは最低でも1.5~3ヶ月前に逆算スタートを!

 

補足:大手ハウスメーカーの場合には、型式適合認定工法(軽量鉄骨造など)が多く、特殊なため耐震基準適合証明は製造したハウスメーカーに問い合わせしてください。中古住宅売買仲介における既存住宅状況調査(インスペクション)については、ハウスメーカーでなくても既存住宅状況調査者が実施できます。

まずは相談から!

無料相談窓口や、仙台市対応の耐震診断専門業者、提携建築士を当サイト「仙台不動産情報ライブラリー」からご案内可能です。もちろん当社も対応しています。

お気軽にお問い合わせください!

※不動産事業者間の情報が毎日届くAI情報ツールは

下記よりご利用下さい。

https://self-in.com/sendai-izumi01/robo

簡単な説明はこちら

 

※買ってはいけない物件が分かるAI情報ツールは下記よりご利用下さい。

https://self-in.com/sendai-izumi01/

簡単な説明はこちら

 

 

中古を買ってリノベという

新しい住生活スタイル

 

毎日の暮らしをちょっとハッピーに

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

何かご不明な点等は

お気軽にご連絡ください。

Tel:022-374-0011

 

 

 

仙台 マンション/マンション 仙台/マンション 中古 仙台