収入合算で住宅ローンを借りてはいけないはホント?ウソ?

収入合算で住宅ローンを借りてはいけないはホント?ウソ?
収入合算で住宅ローンを借りてはいけないはホント?ウソ?

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しているスイコーの澤口

(一級建築士、宅地建物取引士、Affiliated Financial Planner)

です。

 

今回のテーマは

収入合算で住宅ローンを借りてはいけないはホント?ウソ?

収入合算で住宅ローンを借り入れた家庭のエピソード

仙台市に住むAさんご夫婦(30代)は、結婚して数年。お子さんも生まれ、アパート暮らしが手狭に感じるようになりました。「子どもが走り回れる庭付きの一戸建てが欲しい」――そんな夢を抱き、仙台市北部の富谷町(現:富谷市)に住宅購入を決意しました。

 

しかし、夫の収入だけでは希望の物件価格に届きません。そこで銀行から提案されたのが「収入合算」。夫婦の収入を合わせて審査すれば、より大きな金額を借りられるというのです。

無事に新築一戸建てを購入でき、幸せいっぱいの新生活が始まりました。ところが数年後、奥さまの出産・育休で収入が一時的に減少。さらに教育費や生活費の増加が重なり、夫の収入だけでは返済が苦しくなっていきました。やがて延滞の通知が届き、ご夫婦は「収入合算で借りたのが間違いだったのかもしれない」と深刻に悩むようになったのです。

※住所等は実際とは違っています。

 

 

このようなケースは、けっして珍しくありません。では実際に「収入合算で住宅ローンを借りてはいけない」という話は本当なのでしょうか?ここからは、収入合算のメリット・デメリットを整理しながら、注意すべき点を見ていきましょう。


収入合算が必要な場合と避けるべき場合

必要な場合

・夫婦の合計収入を活用しなければ希望の住宅が購入できないとき

・共働きが安定しており、将来も継続が見込めるとき

・返済計画を冷静に立て、返済比率を無理なく抑えられるとき

 

避けるべき場合

・出産や転職、病気などによって収入減の可能性があるとき

・夫婦のどちらかが非正規雇用や収入に波があるとき

・「借りられる額」に目がくらみ、返せるかどうかを軽視してしまうとき

 

ポイントは「借りられる額」ではなく「返せる額」を基準にすることです。


借入額の目安

住宅ローンを組む際の一般的な目安は、

・年収の5~6倍以内

・返済比率は「年収の25%以内」

 

特に収入合算の場合は、どちらか一方の収入が途絶えても返済できる水準を意識しましょう。

「夫の収入だけで返済可能か」を基準に考えると安心です。


リスクを下げる工夫

1.団体信用生命保険(団信)の加入

万一のときにローン残高が保障されるため、家族の生活を守る備えになります。

 

2.返済比率の見直し

収入合算を前提にせず、夫の収入だけで返せる水準に抑える。合算分は余裕資金として家計防衛に活用する。

 

3.繰上返済や予備資金の確保

ボーナスや臨時収入は返済に充てず、教育費や生活防衛資金として貯蓄しておくと安心です。


まとめ

「収入合算で住宅ローンを借りてはいけない」というのは一概にウソではありませんが、無計画に利用すると破綻のリスクを高めるのは事実です。

 

大切なのは、夫の収入だけでも返せる金額に抑えること。そして、ライフイベントや収入の変化を見据えた安全な返済計画を立てることです。

 

住宅購入は一生に関わる大きな決断です。もし「収入合算しなければ家が買えない」と感じたら、一度立ち止まって冷静に検討してみることをおすすめします。


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