
こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しているスイコーの澤口
(一級建築士、宅地建物取引士、Affiliated Financial Planner)
です。
今回のテーマは
夫婦ふたりになってから始まる“生涯居住費”の現実
物語:定年を見据えた夫婦の新しい暮らし設計
ご主人は54歳。定年まで残り11年となり、来年には役職定年で収入が大きく下がる予定です。奥さんは52歳、家計を支えるために週5日、複数のパートを掛け持ちしています。
仙台市泉区郊外の団地に建てた戸建住宅には、長年家族で暮らしてきました。今は子どもたちも独立し、夫婦ふたりの生活。
「あと30年この家に住み続けるとしたら、修繕費や光熱費はどのくらいかかるのだろう…」
「収入が減るなかで、安心して暮らしていけるのだろうか…」
そんな不安が、現実味を帯びて心に迫ってきています。
長寿命化時代に必要な「生涯居住費」という発想
日本は世界有数の長寿国。男性81歳、女性87歳が平均寿命ですが、実際には90歳まで生きるのが珍しくありません。つまり、定年後30年以上の暮らしをどう支えるかが現実的な課題です。
これからは「家を買う・持つ」だけでなく、建物維持費・修繕費・光熱費・税金・介護改修まで含めた“生涯居住費”を設計することが欠かせません。
生涯居住費を左右する主なポイント
・建物性能:耐震・断熱・省エネ性能が低いと、光熱費や修繕費がかさみます。
・修繕サイクル:屋根・外壁は30年ごと、キッチンや浴室は20年前後で更新が必要。
・補助金・制度:仙台市の耐震・省エネ補助金や介護保険の住宅改修支援を活用できるか。
・資金戦略:定年後の住まい方に応じ、リフォーム・住み替え・リバースモーゲージなど複線的に検討。
戸建住宅に住み続ける場合の備え
泉区のように築30年以上の団地戸建は多く、
・断熱改修で「冬暖かく夏涼しい家」にする
・屋根や外壁を計画的に点検・修繕する
・将来の介護に備えて浴室・玄関をバリアフリー化する
こうした対策を40年スパンで資金計画化しておくことが重要です。
マンション購入・住み替えを検討する場合の備え
もし将来的に住み替えを考えるなら、
・管理組合の運営状況
・長期修繕計画と積立金の水準(均等積立か)
を必ず確認することが「資産価値」を守る鍵となります。
今からできる3つのステップ
1.現状を棚卸し:建物性能・老朽度・修繕履歴を確認する
2.40年更新台帳を作る:屋根・外壁・水回り設備の更新年と費用を見える化
3.複数の将来シナリオを描く:リフォーム・住み替え・資産活用の選択肢を検討
まとめ
長寿命化は誰もが避けられない現実です。
だからこそ「いくらかかるか分からない不安」ではなく、数字で見える化して備える安心へと変えることが大切です。
無料相談のご案内
スイコー不動産では、
・「40年更新台帳(仮想プラン)」の作成
・「仙台市の最新補助金・助成制度」のご案内
・「戸建・マンションの生涯居住費シミュレーション」
を無料でご相談いただけます。
[LINEで相談する]
[無料シミュレーションを申し込む]
「定年後の住まい方」に一緒に備えていきませんか?
無料でお使いいただけます。
※不動産事業者間の情報が毎日届くAI情報ツールは
下記よりご利用下さい。
https://self-in.com/sendai-izumi01/robo
簡単な説明はこちら
※買ってはいけない物件が分かるAI情報ツールは下記よりご利用下さい。
https://self-in.com/sendai-izumi01/
簡単な説明はこちら
中古を買ってリノベという
新しい住生活スタイル
毎日の暮らしをちょっとハッピーに
仙台市内で活動する
仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の
澤口(さわぐち)でした。
何かご不明な点等は
お気軽にご連絡ください。
Tel:022-374-0011
仙台 マンション/マンション 仙台/マンション 中古 仙台