こんにちは！　仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しているスイコーの澤口（一級建築士、宅地建物取引士）です。

 

今回のテーマは

コロナ禍を経て、大手ハウスメーカーの新築住宅価格は1.3倍から1.5倍にまで高騰しています。当社スイコーの新築住宅も例外ではなく、建材費の高騰や法改正による設計費・諸費用の増額、工期の長期化に伴う管理費の上昇などが重なり、総額は大きく跳ね上がりました。当然、消費税額も増え、結果的に住宅ローンの借入額も増加傾向にあります。

 

ところが、金融機関では「希望借入額が大きすぎて住宅ローン審査に通らない」ケースが増えている一方で、依然として多くの子育て世帯が新築住宅を選び続けているのが現実です。

 

それはなぜなのか。この記事では、その理由を紐解いていきます。

新築住宅は現行の耐震基準や断熱性能、省エネ法規などに準拠して建てられており、地震や災害に強く、快適で健康的な住まい環境が実現できます。

 

また、大手メーカーや地域ビルダーでは最長10年の構造保証や設備保証が付くことが一般的で、万一の不具合にも無償対応があるため、子育て中の家庭にとっては「安心を買う」選択と言えます。

意外と知られていませんが、新築住宅の方が中古住宅よりも住宅ローンの審査が通りやすい傾向があります。理由としては以下のような点があります：

 

担保評価額が高いため融資額が伸びやすい

建築会社との提携ローンで金利優遇を受けやすい

収入合算やペアローンなどの柔軟な借入制度も利用しやすい

 

つまり、同じ年収・同じ世帯でも「新築の方がローンの条件が良い」場合があるのです。

新築住宅では、現代の子育て世帯に合わせて次のような設計が標準化されています：

 

回遊動線のある家事ラクな間取り

広めの収納スペースやパントリー

高気密高断熱＋省エネ設備（エコキュート、太陽光など）

テレワークや子ども部屋に対応したフレキシブル空間

 

中古住宅を購入してリフォームする場合、これらを一から作り直すには費用と手間がかかりすぎてしまうのです。

中古住宅の方が一見安価に見えても、実際には以下のような費用が発生することがよくあります：

 

水回りや内装のフルリフォーム

給排水管や耐震補強の工事

インスペクションや白蟻対策

瑕疵担保責任の限定（保証なし）

 

これらの“見えないコスト”や“リスク”を回避するため、あえて最初から保証付きの新築を選ぶ方が精神的にも安心、という考え方が広がっています。

日本では中古住宅の価値が築20～30年で大幅に下がる傾向にあり、土地に対する評価が主体となる不動産文化があります。そのため、「資産価値を維持するには新築一択」という考えも根強くあります。

 

また、住宅を相続する際に建て替えを前提とするケースも多く、「せっかくなら最初から自分たちの理想の家を建てたい」と考えるご家庭が多いのです。

価格の高騰は確かに悩ましい問題です。しかし、子育て世帯にとっては「安心・安全・快適・将来性」という多くのメリットが新築住宅に詰まっています。

 

「高いから中古」ではなく、「本当に安心して暮らせるのはどちらか」という観点で比較してみると、新築という選択がより合理的に思えてくるかもしれません。

スイコー不動産では、新築住宅の購入から住宅ローンのご相談、土地探し、資金計画、補助金活用までトータルでサポートいたします。

 

特に「新築が高くて不安」「住宅ローンが心配」という方には、資金シミュレーションを無料で実施中です。

 

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中古を買ってリノベという

新しい住生活スタイル

 

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（運営：株式会社スイコー）の

澤口（さわぐち）でした。

 

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