
こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しているスイコーの澤口
(一級建築士、宅地建物取引士、Affiliated Financial Planner)
です。
今回のテーマは
内見は夕方以降が良い? 生活音と働き方改革のはざまで
仙台市青葉区のアパートで暮らす30代のご夫婦。
共働きで日々忙しい生活を送りながらも、「いつかは自分たちの家を持ちたい」と夢を語り合ってきました。
しかし、近年の新築戸建やマンションの価格は想像以上に高騰し、手が届きにくい現実が立ちはだかります。
「新築は難しいけれど、中古住宅なら通勤に便利な青葉区で“我が家”を実現できるかもしれない」
――そう考え、休日には物件情報をチェックするのが習慣になってきました。
ただ、内見に行けるのは日中が中心で、夜の生活音や周辺環境まではなかなか確認できません。
「もし住んでみてから近隣の音や環境に悩まされたらどうしよう…」そんな不安を抱えつつも、一歩前に進もうとしています。
夕方の内見で分かる“本当の暮らし”
日中に内見をすると、日当たりや間取り、室内の状態をじっくり確認できます。
しかし、実際の生活は日が暮れてからも続きます。
・帰宅ラッシュ時の人通りや交通量
・近隣飲食店や商業施設からの音
・共用廊下や駐車場の利用状況
これらは、夕方~夜にしか感じられないポイントです。
「住んでみたら思っていたのと違った…」を避けるためにも、夕方内見は有効な方法といえます。
なぜ夕方以降の内見が難しいのか?
一方で、近年は「働き方改革」が進み、不動産会社の営業スタッフが残業して夜間に案内することが難しくなってきました。
背景には次のような法改正があります。
・時間外労働の上限制:月45時間・年360時間が原則。特別条項でも単月100時間未満など厳格に規制。
・残業代の割増率アップ:中小企業でも月60時間超の残業は50%増し。深夜帯(22時以降)はさらに加算され、コストが大きく上昇。
・有休5日取得義務・労働時間の客観的把握:従業員の長時間労働を避ける仕組みが整備され、夜間対応がしにくい構造に。
つまり、不動産会社は法令遵守の観点から夜遅い内見対応を控えざるを得ない状況にあるのです。
不動産会社が取り入れている工夫
それでも消費者のニーズに応えるため、業界では次のような工夫が広がっています。
・セルフ内見(スマートロックの活用)
→ 営業担当の立会いなしで物件を確認できる仕組み。
・オンライン内見/IT重説+電子書面
→ 室内はリモートで確認、契約説明もオンラインで完結可能。
・トワイライト枠の設定(18:00~19:00)
→ 週に数回だけ、シフト調整の範囲で夕方内見を実施。
消費者におすすめのチェック方法
「夜の生活環境を確認したい」という方に向けて、現実的な工夫をご紹介します。
・二段構えでのチェック
① 平日夕方に物件周辺や共用部の様子を観察
② 日中に改めて室内を確認
・仙台市の騒音・振動対策情報を活用
→ 市役所環境対策課などの窓口で、規制基準や苦情の多い業種を把握。
・観察の時間帯を意識
- 平日18:00~20:00 … 帰宅ラッシュや飲食店の賑わい
- 週末夜 … 繁華街や周辺道路の人出
- 朝6:00~7:30 … ゴミ出しや通学の音
これらを組み合わせることで、実際の暮らしをより立体的にイメージすることができます。
まとめ
・夕方の内見は生活音・周辺環境を把握できるメリット大
・働き方改革により、夜間対応は制限される流れ
・セルフ内見やオンライン内見など代替手段が広がっている
・外部観察と日中内見を組み合わせれば現実的に対応可能
仙台市で中古住宅やマンションの購入を検討中の方へ
「夕方以降の内見が難しい」「生活音を確認したい」というご相談にも、スイコー不動産では柔軟に対応策をご提案しています。
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(運営:株式会社スイコー)の
澤口(さわぐち)でした。
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