
こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しているスイコーの澤口(一級建築士、宅地建物取引士)です。
今回のテーマは
猛暑でエアコンが効かない?原因と対策を住まいのプロが解説します
エアコンが効かない…その悩み、住まいに原因があるかもしれません。
連日の猛暑。エアコンの設定温度を下げても、なかなか部屋が涼しくならない…。
そんなご相談が、今年も当社に多数寄せられています。実は「エアコンが効かない」と感じる背景には、エアコン本体の不調だけでなく、住まいの断熱性や間取り、外気の影響など複合的な要因が潜んでいるのです。
ここでは、仙台市内で住宅購入やリフォームを検討されている方に向けて、エアコンの効きが悪くなる主な原因と、冷房効率を上げるための対策をご紹介します。
エアコンが効かなくなる主な原因とは?
1. フィルターの目詰まり・室外機の不具合
意外と多いのが、フィルター清掃忘れや室外機周辺の通風不良です。
埃やゴミでフィルターが詰まっていると風量が落ち、冷房効率が激減。室外機が直射日光にさらされていたり、物が近くに置かれていたりしても、熱交換がうまくできず冷えにくくなります。
2. 築年数が古く、断熱性能が低い
2000年(平成12年)以前の木造住宅では、断熱材が入っていなかったり、薄かったりするケースも珍しくありません。屋根裏や壁・床から熱が流入し、エアコンだけでは冷えにくい住環境になっています。
また、戸建住宅の省エネ性能の義務化は、2025年4月1日からです。
つまり、2025年3月31日以前の戸建住宅の中には省エネ性能が分からない家がけっこう多いのです。
3. 窓からの熱の流入(夏の熱の約70%は窓から)
遮熱性能のない単板ガラスの窓は、真夏の日差しをそのまま室内に通してしまいます。
西日が入る部屋などは特に温度上昇が著しく、「エアコンが効かない」と感じやすい要因に。
今すぐできる!冷房効率を高める6つの方法
1. フィルターと室外機の清掃・点検
2週間に1回程度、エアコンのフィルター掃除を行いましょう。
室外機の前は風通しを確保し、直射日光が当たる場合は日よけの設置がおすすめです。
2. サーキュレーターや扇風機を併用する
冷気は下に溜まるため、空気を循環させる工夫が大切です。
部屋の上部にたまった熱気を下ろすことで、体感温度もぐっと下がります。
3. 遮熱カーテン・断熱フィルムの活用
日射を遮る遮熱カーテンや窓フィルムの設置は、即効性のある対策。
西日対策にも有効で、電気代の節約にもつながります。
4. エアコンの買い替えも視野に(10年以上使用している場合)
古いエアコンは冷媒ガス漏れやコンプレッサー劣化の可能性があります。
最新の省エネモデルへの買い替えで、快適性と経済性の両立が図れます。
5. 天井裏や壁の断熱リフォームを検討する
断熱性能の低い家は、夏も冬も空調効率が下がります。
断熱リフォームは冷暖房費の削減効果も高く、長期的には大きな節約に。
6. 中古住宅購入時は「断熱性能」を確認
リノベーション前提で中古物件を購入される方は、断熱材の有無や窓の性能をしっかりチェックしましょう。当社では、建物診断を含めたワンストップのご提案が可能です。
快適な夏を過ごすには、「住まい」の見直しも重要です。
エアコンの効きが悪いと、光熱費は上がるのに暑さは収まらない…という悪循環に陥ってしまいます。
「冷えないエアコン=故障」と決めつける前に、住まい全体の快適性や断熱性を見直すことが、根本的な解決につながります。
スイコー不動産では、中古住宅購入後の断熱・遮熱リフォームのご提案から、断熱性能を見極めた物件探しまで、住まいのプロとしてお手伝いしています。
ご相談は無料です。お気軽にお問い合わせください。
「仙台の猛暑に耐える家」づくり、始めてみませんか?
住宅購入前も購入後も、冷房効率の高い快適な住まいづくりを一緒に考えていきましょう。
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