
こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しているスイコーの澤口
(一級建築士、宅地建物取引士、Affiliated Financial Planner)
です。
今回のテーマは
見積書で確認!石綿(アスベスト)調査費用チェックポイント(仙台版)
住宅リフォームの相談でお客様からよくある質問に、
「石綿調査費用って本当に必要?」
「見積書に書いていないけど大丈夫?」
というものがあります。
結論から言えば、石綿(アスベスト)事前調査費用はリフォーム見積りで必ず確認すべき重要項目です。
今回は、仙台でリフォームを検討している方に向けて、見積書でチェックすべきポイントをまとめました。
1. 見積書に「石綿事前調査費用」が明記されているか
2023年10月から、解体・改修工事における石綿含有建材調査は有資格者による実施が義務になりました。
そのため、適正なリフォーム業者なら見積書の明細に「石綿事前調査費」「石綿調査・報告費」などの項目が明記されているはずです。
書かれていない場合は「どのように調査を行うのか」「資格者は誰か」を必ず確認しましょう。
2. 調査費用の内訳が妥当か
石綿調査費用は工事規模や対象部材によって変動します。
小規模な改修:数万円程度
大規模な解体・リフォーム:十数万円以上
不自然に安すぎる見積りは「調査を省略している」「名義だけで実施していない」可能性があります。
3. 電子報告費用(一定規模以上の場合)
解体工事:床面積80㎡以上
改修工事:請負金額100万円以上(税込)
上記の工事では、国のシステムを通じて電子報告が義務化されています。
見積書には「電子報告手続費」「報告業務費」などが計上されているかも確認ポイントです。
4. 調査者の資格確認
「一戸建て等石綿含有建材調査者」「一般建築物石綿含有建材調査者」「特定建築物石綿含有建材調査者」など、資格を持つ技術者が調査する必要があります。
見積説明の際に「誰が調査を担当するのか」「資格証明はあるのか」を必ず確認しましょう。
5. 養生・処分費もセットで確認
石綿が見つかった場合、適切な養生・除去・廃棄処分が必要です。
・養生・集じん設備費
・特別管理産業廃棄物処分費
・マニフェスト(処分伝票)費用
これらが見積書に反映されているかどうかもチェックすべきポイントです。
6. 「一式」表記に注意
「調査・報告 一式」とだけ書かれている場合、内容が不透明で後から追加請求されるケースもあります。
・調査範囲
・分析の有無
・報告書の作成と交付
など、詳細を確認して明細を出してもらうことをおすすめします。
まとめ:石綿調査費用は「余計な費用」ではなく「安心の証」
石綿調査費用は、安全なリフォームを行うための最低限のコストです。
見積書で費用が明記されていることは、業者が法令遵守を徹底している証拠とも言えます。
スイコー不動産(仙台不動産情報ライブラリー)では、
・有資格者による調査
・電子報告の代行
・調査報告書・写真記録の提供
まで一括対応しています。
「見積書のどこを確認すればいいかわからない」という方も、お気軽にご相談ください。
次回は「石綿調査を怠った業者を見分けるサイン」について解説予定です。
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