昭和56年以前の木造一戸建てを高く・安心に売る

売れにくい古屋は、大抵は解体するか、売却時に解体費用分を値引いて販売するのが一般的です。ところが解体せずに売れるケースもあるのです。
古屋(昭和56年以前の木造住宅)を高く売る方法

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しているスイコーの澤口(一級建築士、宅地建物取引士)です。

 

今回のテーマは

昭和56年以前の木造一戸建てを高く・安心に売る

― 先に整える“3つの安心”で、価格もスピードも変わります

結論: 売出し前に「耐震・法規・境界(+ハザード)」を可視化しておくことが、昭和56年以前の家を不利なく売る最短ルートです。

 

スイコー不動産(仙台)は、一級建築士×宅建士×施工管理のチームで、診断→証明→資料作成→販売までワンストップで伴走します。


よくある“つまずき”と先回り解決

1) 旧耐震のままは不利になりがち

起きがちな不利:住宅ローン控除・融資審査・地震不安で買い手が絞られる/値引き要求・長期化。

 

先回り解決

耐震診断を先行し、「補強提案」または新耐震適合証明の取得可否を明示。

仙台市の耐震診断・改修補助(年度により条件・上限あり)の活用を設計に組み込みます。

広告で「耐震の見通し」を最初に示すと、内見の歩留まりが上がります。

2) 法規・検査の不確実性

起きがちな不利:検査済証なし/増改築の適法性不明→融資NG・値引き要因。

 

先回り解決

図面・台帳記録の事前収集、必要に応じて**適合状況調査(ガイドライン調査)**を実施。

「何がOKで、何がNGか」を第三者資料で明文化してから売り出します。

3) 境界・接道・再建築可否の曖昧さ

起きがちな不利:境界未確定/セットバック要否不明→買い手が敬遠、価格下落。

 

先回り解決

確定測量を先行(目安:数か月)。接道状況・再建築可否も役所照会で明文化。

売出し後に揉めやすい部分を、**売出し前に“確定”**しておきます。

4) ハザード・維持費・アスベストの不安

起きがちな不利:水害・土砂・液状化の懸念、断熱・設備更新コストの不安、改修時のアスベスト調査費用。

 

先回り解決

ハザード説明資料を標準添付。必要に応じて止水・断熱リフォーム案を同時提示。

アスベスト事前調査方針と見込み費を明示し、不確実性を削減します。


売出し前「勝てる整備」ロードマップ(最短2~3週間から着手可)

STEP0|無料ヒアリング

所有者さまの売却目的・ご希望時期・残置物・相続や税務の事情をヒアリング。最短ルートをご提案。

 

STEP1|現況書類の回収

建築確認通知書・検査済証・図面・過去の工事記録・登記簿・固定資産税通知などを整理(無ければ代替調査)。

 

STEP2|法規・適法性の一次チェック

台帳・用途地域・建ぺい率・容積率・接道・セットバック・再建築可否を文書化。増改築の整合性も確認。

 

STEP3|耐震診断(+必要に応じ省エネ・劣化インスペクション)

結果に応じて、

A案:新耐震適合証明の取得(可能な場合)

B案:部分補強/改修+見積を用意(補助金活用の可否も明記)

 

STEP4|境界確定(必要な場合)

隣接地と立会いの上で確定測量。長期化しそうなら、販売時期と並走するスケジュール設計。

 

STEP5|“安心資料パック”の作成

買い手・金融機関に渡せるワンファイルを用意:

  • 耐震診断(+補強提案 or 適合証明)
  • 法規調査結果(再建築可否・セットバック回答)
  • ハザード説明資料
  • インスペクション報告
  • 測量図(あるいは進捗)
  • アスベスト事前調査方針

 

STEP6|販売戦略(3プラン)

プラン1:現状渡し×安心資料パック … 価格控えめ/スピード重視

プラン2:適合証明 or 一部補強実施後に引渡し … 融資通過性・価格の両立

プラン3:改修込み“完成形”提案 … リノベ案・概算見積まで提示し、購入後の不安を解消

 

STEP7|掲載コピー&見学導線の最適化

「耐震の見通し」「法規クリア」「境界の確定度」「ハザード資料添付」「補助金の道筋」などを1スクロール目で伝える広告設計。内見時は資料パックをその場で渡せる準備を。


スイコー不動産が選ばれる理由(仙台ローカル×実務力)

建築×不動産を一社完結:一級建築士・宅建士・施工管理が同席し、診断→証明→補助金申請補助→販売まで一気通貫。

 

“不確実性をゼロに近づける”資料づくり:買い手・銀行・審査で詰まりやすいポイントを先に潰す設計。

地域補助・近隣調整にも強い:仙台市の制度運用・近隣立会い(境界)・役所照会を現場でハンドリング。

 

ワンファイル納品:検討者が家に帰って家族会議できる“そのまま渡せる”資料パックをご用意。


販売前チェックリスト(保存版)

□ 建築確認・検査済証の有無を確認(代替調査の要否を判断)

□ 法規:用途/建ぺい・容積/接道/セットバック/再建築可否を回答書で明文化

□ 耐震診断の実施(適合証明 or 補強提案/補助金の可否)

□ 既存住宅状況調査(インスペクション)・劣化状況の可視化

□ 境界:確定測量(必要に応じて)/越境の有無

□ ハザード説明資料の準備(浸水・土砂等)

□ アスベスト事前調査の方針・概算

□ 省エネ・維持費の見通し(断熱・設備更新の概算)

□ 荷物片付け・残置物の扱いルール決め

□ 相続・税務の論点整理(必要に応じ税理士連携)


価格を守りやすい“見せ方”テンプレ(広告・図面用)

ポイント表示例

・耐震:診断済/補強提案書添付(適合証明取得可否を明記)

・法規:再建築可、セットバック不要/要○○m(回答書添付)

・境界:確定測量済(2025年○月完了)

・ハザード:説明資料添付(想定対策プラン付き)

・維持費:断熱・給湯・空調の更新提案と概算見積あり

・その他:既存住宅売買瑕疵保険 付保予定/アスベスト事前調査方針あり


よくあるご質問

Q. リフォームしてから売るべき?

A. 物件特性と市場を見極めます。適合証明取得やポイント補強+見せ方改善で十分に戦えるケースが多く、費用対効果で最適解をご提案します。

 

Q. 解体して更地で売る方が早い?

A. 接道・再建築可否・周辺需要次第。**建物価値を“資料で回復”**できるなら、建物付きの方がトータル有利なケースも。

 

Q. 書類がほとんど無いのですが…

A. 問題ありません。台帳・役所照会・実測・現地調査で“再構成”できます。

 

Q. いつ頃から動き出すのがベスト?

A. 最短2~3週間で整備開始、境界が絡む場合は数か月見込み。売却希望時期から逆算して段取りします。


まずは「売出し前ワンストップ診断(無料)」から

  1. 現況ヒアリング(訪問またはオンライン)
  2. 不利になりやすいポイントの一次判定
  3. 最短ルートと概算スケジュール・費用感のご提案
  4. ご希望に応じ、耐震・法規・境界・ハザードの整備を着手

 

スイコー不動産(仙台)

・一級建築士/宅建士在籍

・建築・リフォーム・不動産の一社完結

・地元での実務運用・補助金対応もお任せください

ご相談・現地調査のご予約はこちら

まとめ

昭和56年以前の木造は、“不利に見えがち”な要素を整えるほど売りやすく、価格も守れます。

耐震・法規・境界・ハザードの4点を先回りで可視化し、「安心資料パック」で勝てる売却を。

スイコー不動産が、準備から成約・引渡しまでワンストップで伴走します。

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お気軽にご連絡ください。

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