
こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しているスイコーの澤口(一級建築士、宅地建物取引士)です。
今回のテーマは
「いくらまで借りても大丈夫?」に、今の暮らしと未来の教育費から答えを
お子さまの成長はあっという間。保育園や小学校の通学、習い事、家族のクルマ…暮らしに合わせて住まいも“ちょうどいい形”を考えたい時期です。
とはいえ、住宅ローンは長いお付き合い。**「年収の何倍まで借りられるの?」**という不安に、仙台エリアの家計事情もふまえて、やさしく道筋をつけます。
1. まずは仕組みを知る:鍵は「返済負担率」
住宅ローンの“上限”は、年収に対して毎年いくら返すか(総返済負担率)で決まります。
公的なフラット35は年収400万円以上なら35%以内が基準。民間銀行でも**30~35%**が一つの目安です。
とはいえ、子育て世帯に無理なく続けるなら、20~25%程度を目標に。手取りでの計算が安心です。
2. どれくらい借りられる?かんたん目安
同じ年収でも、金利と返済期間で上限は変わります。35年返済の例では――
金利1.7%:返済負担率25%で年収の約6.6倍
金利3.0%(審査金利の一例):返済負担率25%で約5.4倍
年収700万円なら
・1.7% → 約4,600万円
・3.0% → 約3,790万円(どちらも概算)
“年収×倍率”はあくまで入り口。金融機関は**実行金利より高めの「審査金利」**で安全性もチェックします。
3. 30代子育て世帯が気をつけたい7つのポイント
1)教育費のピーク前提で:高校~大学の重なる時期に備え、返済は**手取り20~25%**に(家計の“遊び”を残す)。
2)ボーナス頼みを小さく:ボーナス返済は“ゼロか最小限”に。景気や働き方の変化に左右されにくく。
3)変動金利の“上がったら”を試算:返済額が**+1~2%金利上昇**でも回るか、事前にシミュレーション。審査では高めの金利でチェックされる点も念頭に。
4)住まいの“維持費”は毎月積立:固定資産税・火災地震保険・修繕費の“住居コスト”として月2万円前後を別枠管理。
5)クルマ費・通勤距離も仙台基準で:駐車場2台・冬のタイヤや燃料費など、地域事情を返済計画に入れる。
6)団信の保障は“いる・いらない”を家族会議:がん・就業不能などの特約は保険料(上乗せ金利)と効果のバランスを確認。
7)補助・控除の条件確認:フラット35の技術基準や各種優遇は“要件を満たすか”が肝。金融機関ごとの手数料差もチェック。
4. かんたん式:上限の考え方
借入可能額 ≒ 年収 × 返済負担率 ÷ 年間返済率
(年間返済率は金利・返済年数で決まる係数。同じ年収でも金利が上がると“借りられる額”は下がります)
迷ったら――
**「今の家計が快適なまま、教育費がピークになっても耐えられる返済額」**を先に決め、そこから借入額を逆算するのが正解です。
5. スイコー不動産の無料サポート
家計×金利×教育費の三点シミュレーション
フラット35 vs 民間ローンの比較(手数料・団信・繰上返済ルールまで)
仙台エリアの維持費と通勤・通学事情を織り込んだ“実現可能な資金計画”
「年収の何倍まで?」より、“無理なく続けられる額は?”へ。
ご家族のこれからに合う最適解を、いっしょに形にします。
※不動産事業者間の情報が毎日届くAI情報ツールは
下記よりご利用下さい。
https://self-in.com/sendai-izumi01/robo
簡単な説明はこちら
※買ってはいけない物件が分かるAI情報ツールは下記よりご利用下さい。
https://self-in.com/sendai-izumi01/
簡単な説明はこちら
中古を買ってリノベという
新しい住生活スタイル
毎日の暮らしをちょっとハッピーに
仙台市内で活動する
仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の
澤口(さわぐち)でした。
何かご不明な点等は
お気軽にご連絡ください。
Tel:022-374-0011
仙台 マンション/マンション 仙台/マンション 中古 仙台