こんにちは！ 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しているスイコーの澤口（一級建築士、宅地建物取引士）です。
今回のテーマは
不動産売却の成功を左右するのは、会社より「営業担当者」の見極め力だった！
「会社で選ぶ」ではなく「担当者で選ぶ」時代へ
不動産の売却を検討する際、多くの方が「どの不動産会社に依頼すればいいか」に頭を悩ませます。
しかし、実際に売却が成功するかどうかを左右するのは“会社”ではなく、担当する営業マン個人の力量と誠実さです。
私たちスイコー不動産が仙台で数多くのご相談を受けてきた中でも、「営業担当者の見極めができていれば損をしなかったのに…」という声は後を絶ちません。
営業担当者の“裏側”にある思惑とは？
一部の営業担当者は、顧客の利益ではなく自分の成績や会社の利益を最優先にして動きます。
「早く売らせたい」ために安売りを促す
「囲い込み」を狙い、他社からの買い手紹介を遮断
「今が売り時！」と煽り、冷静な判断を妨げる
こうした“営業トークの裏側”を見抜くには、経験と知識が必要です。
リフォームや清掃は本当に得か？ ～過度な投資にご注意を～
「家を綺麗にすれば高く売れる」と思い込んで、売主が200万円以上かけてリフォームしたものの、実際の売却価格は＋100万円止まり――。そんな残念な事例も存在します。
基本的に、以下のような最低限の修繕・清掃で十分です：
床や壁に大きな破損がある
臭いや汚れがひどく、印象が悪い
明らかに買い手にマイナス評価される設備不良
一方、「とりあえずリフォーム済みにしましょう」という営業トークには要注意。
巷で売られている“リフォーム済み物件”の多くは、実は業者が買い取って再販したもの。売主自らがリフォームする必要はないケースも多いのです。
「業者買取」は急いでいる人限定の手段
住み替えの頭金が早急に必要
建物に瑕疵があり、現状売却ではトラブルが懸念される
相続・遺産分割の関係で現金化を急ぐ
このような事情がある方にとって、業者買取は有効な選択肢です。しかし、特に理由もなく「買取の方が確実ですよ」と強く勧めてくる営業担当者には要注意。
また、1社だけに査定を依頼するのはリスク。複数業者から見積もりを取り、「REINS（レインズ）」を使ったオークションのような仕組みも検討しましょう。
媒介契約の“カラクリ”に気をつけよう
不動産売却時の媒介契約は、次の3種類があります：
一般媒介：複数社に依頼できる
専任媒介：1社のみ、自己発見取引は可能
専属専任媒介：1社のみ、自己発見取引も不可
「一般媒介にしましょう」と言いつつ、物件情報を他社に非公開にして囲い込む――これが悪質な「両手仲介」狙いの典型です。
特にレインズに登録しない営業担当者は、売主の利益を無視している可能性があります。仙台市内でもこの手口は確認されています。
査定価格は“高ければ良い”わけではない
売主心理をついた「高値査定」→「値引き交渉による成約」が、不動産業界の定番の流れになっています。
査定価格の根拠が曖昧
周辺相場より明らかに高い
売れずにズルズル値下げされていく
こうした流れに巻き込まれないために重要なのは、
耳が痛い話でも正直に伝えてくれる営業担当者を選ぶこと。
さらに、複数の査定を比較して相場感をつかむことも、失敗しない価格設定には欠かせません。
【まとめ】あなたの資産を守れるのは、“目利き力”です
不動産の売却において、「この人なら信頼できる」と思える営業担当者と出会えるかどうかが成否を分けます。
スイコー不動産では、仙台エリアに密着し、売主様の利益と信頼を第一に考える担当者だけが対応しています。どんな小さな疑問や不安でも、ぜひ一度ご相談ください。
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（運営：株式会社スイコー）の
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