こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
本日は
これから住宅を建築する方向け
パッシブデザインの住まい
というタイトルで
情報配信をしたいと思います。
建物本体の性能を高めてエネルギー負荷を減らし快適に住まう
「パッシブデザイン」という住まい
づくりがあります。
「パッシブ」とは
”受動的”や”消極的”という意味なので
あまりよいイメージになりませんが、
住まいづくりにおける「パッシブデザ
イン」とは、
「建物のあり方に工夫して、建物の周
りにある自然エネルギー(太陽、風、
地熱)を最大限に活用・調節できるよ
うにし、高い質の室内環境を実現させ
ながら省エネルギーに寄与しようとす
る建築設計の考え方とその実際的手法」
です。
(「Passive Design」野池政宏著より引用)」
具体的には
(1)断熱のデザイン
(2)光のデザイン
(3)風のデザイン
(4)省エネのデザイン
(5)自然素材のデザイン
となります。
「パッシブデザイン」の対局にあるのが
従来からの一次エネルギー(石油・石炭
・ガスなど)の積極的活用に依存する住
まいづくりです。
また、「パッシブデザイン」は、
完成すると見えなくなる部位を含む
建物そのものの性能を高めることや、
光の取り込み方と遮り方、
風の通し方などをデザインするため、
見えないデザインとも言われます。
そのために高級な設備機器や建材など
を多用する意匠デザインとは違うため
生活者に分かりにくい概念になってい
ます。
四季がある日本は、
二十四節気を取り入れて
季節の移り変わりの機微を感じながら
適応して上手に暮らしてきました。
高度経済成長時代が歴史の一部となり、
長寿命化時代へ変化した日本社会にあっ
て、家で過ごす時間が増えています。
ファストフードからスローフードへの
転換がみられ、スローライフという、
健康志向であり自分らしい時間を
過ごすというライフスタイルを好む人
が増えていることが、「パッシブデザ
イン」への共感を生んでいます。
「パッシブデザイン」は、生活者への
認知度がまだ高くはありませんが、最
先端の建築を実践しているプロにはス
タンダードな住まいづくり手法になっ
ています。
それは本物志向のサスティナブル
(持続可能)な暮らしづくりだからです。
中古を買ってリノベという
新しい住生活スタイル
仙台市内で活動する
仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の
澤口(さわぐち)でした。
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