住宅性能の低い家が増える理由 仙台不動産情報ライブラリーcolumn927

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

 

本日は

これから住宅を購入予定の方向け

住宅性能の低い家が増える理由

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


住宅購入は間取りや部屋数で決める


新築住宅の取得者の多くが

分譲戸建住宅もしくは分譲マンション

を購入しています。

 

理想は庭付き一戸建で、自由設計の

注文住宅だとしても現実は分譲戸建

住宅もしくは分譲マンションを選択

される方が多いのです。

 

住宅の性能については、自然災害や

二酸化炭素排出削減などの環境問題に

より関心度が高まりつつありますが

 

売れる住宅がそうでもないために

販売する会社としてはあまり力を

入れていません。

 

 

住宅の性能を高めることは、

コストが増え販売金額に反映される

ことも要因です。

 

先日お伝えした

column917「注文住宅取得世帯の設備等選択項目は」

column919「分譲戸建住宅取得世帯の

設備等選択項目は」

column920「分譲マンション取得世帯の設備等選択項目は」

にて用いた資料にもその状況が見て

取れます。

(出典:国土交通省公表資料より)

分譲戸建住宅取得者と分譲マンション

取得者の選択理由が間取りや部屋数を

優先していますが、注文住宅取得世帯

の場合には住宅性能が上位に入ってい

ます。

 

住宅を購入検討している世帯が

住宅性能よりも間取りや部屋数を

重視しているので先のような状況に

なっているのです。

 

ドイツやイギリスなどの先進国では

建築主に対して厳しい省エネ基準を

課していますが、日本の戸建住宅の

場合には現状は建築主に対して義務

化していません。

 

このような背景があって

住宅性能の低い家が増え続けて

いるのです。

 

なお、これについては高性能と告知

している分譲戸建住宅並びに分譲マ

ンションが販売されており、すべて

の分譲戸建住宅や分譲マンションを

指している訳ではありません。

 

一般的には高性能な住宅を分譲して

いる場合には、宣伝していることが

 

多くなっています。

 

購入を検討している物件があれば、

住宅性能について調べてみては

いかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

中古を買ってリノベという

新しい住生活スタイル

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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お気軽にご連絡ください。

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