こんにちは！　仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

本日は

これから住まいの設計プラニングされる方向け

戸建住宅にも可変性を

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。

国の住宅リフォーム政策から読み解く住まいづくりのワンポイント

長寿命化によって住まいに求められる

性能が変わってきています。

ポイントは安全安心な生活です。

その実現のため戸建住宅についての

研究開発が進められ高性能な住宅が

作られるようになってきました。

そのノウハウは新築工事だけでなく

リフォーム工事においても

取り入れられるようになり

加速度的に変化しています。

今回は、その逆パターンになります。

ストックが増え続ける住宅において

国が必要と考えている住宅性能を

参考にして新築住宅の設計プランニ

ングに取り入れるという内容です。

令和3年度も既存住宅に関する政策と

して長期優良住宅化リフォーム推進事業

が行われています。

それは既存住宅のリフォーム工事に際し

て一般的に行われているリフォーム工事

では不十分なケースが多いため

予算を使って良質な住宅ストックの形成

や、子育てしやすい生活環境の整備等を

図るため、既存住宅の長寿命化や省エネ

化等に資する性能向上リフォーム等を

支援する事業です。

（出典：国土交通省公表資料より）

この図の右側に支援を受けられる

項目が記載されています。

○インスペクションの実施

○維持保全計画・履歴の作成

○性能向上等

・耐震性

・劣化対策

・省エネルギー性

・維持管理・更新の容易性

・バリアフリー性

・可変性

○子育て世帯向け改修

○三世代同居改修

○防災性・レジリエンス性向上改修

このうちバリアフリー性と可変性の

ふたつの項目は共同住宅向けです。

戸建住宅の場合には可変性の

性能向上リフォームはこの事業支援

において対象外になりますが、

今回は、可変性という性能向上項目に

価値があることを知っていただくために

この資料を用いています。

共同住宅での可変性とは、

例えば古くて入居率が悪くなった

2DK6世帯のアパートがあるとします。

リフォームする際に2DKのままで

仕上げつつも将来に大がかりな工事

をせずに間取りを1LDKに変えやす

いような性能をいいます。

6世帯のうち空き室が3部屋あって

その3部屋を1LDKにし１人世帯が

入居し易い状況にするという方法

もあります。

その際にも周辺環境の変化してきたら

2DKに戻すのも容易だということです。

これから戸建住宅を設計プランニング

する場合に、このような考え方を

取り入れてライフステージによる

家族状況やライフスタイルの変化

に合わせて間取りを変更しやすい

ようにしておくのが

戸建住宅のおける可変性です。

当初から可変性の高い基本設計の

ハウスメーカーや工務店もありまし、

対応できないハウスメーカーもあり

ます。

可変性に興味がある場合には

業者選びの際にご注意ください。

設計担当者から詳しい説明を受けら

れることをオススメします。

中古を買ってリノベという

新しい住生活スタイル

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

（運営：株式会社スイコー）の

澤口（さわぐち）でした。

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