倍以上の価格差になるのがお風呂リフォーム 仙台不動産情報ライブラリーcolumn821

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

 

本日は

お風呂リフォームを検討の方に

倍以上の価格差になるのがお風呂リフォーム

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


高級システムバスを選んでも寒いお風呂


お風呂リフォームは

 

タイルなどを用いた浴室や

 

工業製品のユニットバスから

 

最新のシステムバスに

 

変えることが一般的です。

 

 

ユニットバスとシステムバス

 

の違いについては

 

メーカーの製品についての呼び方

 

だと考えてください。

 

 

昔は工場にて組み立て完了し、

 

それを運んできてクレーンなどで

 

お風呂場の位置に降ろして

 

建物の外壁や内壁を作っていたので

 

ユニットバスと呼ぶようになった

 

ようです。

 

 

近年はリフォーム需要に対応する

 

ため、パーツに分けて屋内で組み上

 

げる工法になっています。

 

 

それでシステムバスという

 

呼び名に変わったようです。

 

 

お風呂リフォームを検討する場合に

 

お客様の多くがTOTO、LIXIL、

 

パナソニック、クリナップ、タカラ

 

スタンダードなどのメーカーショー

 

ルームに見学に行かれます。

 

 

各メーカーのシステムバスは

 

2から3グレードの商品があり、

 

戸建用並びにマンション用の

 

ラインナップを用意してあります。

 

 

メーカーショールームで

 

そのメーカーが発売している商品

 

すべてを見ることは出来ませんが、

 

各社それぞれ大凡のところを

 

イメージできるように工夫しています。

 

 

しかし、各メーカーショールーム

 

を見て回ってもそれぞれの特徴があり

 

性能も含めて比較するのが

 

ちょっと難しいと思われます。

 

 

スマートフォンなどでも

 

docomo、au、ソフトバンク、楽天

 

など色々ありますが、

 

どれがいいのか中々分かり難い

 

のと似ています。

 

 

ショールームでは

 

ご自宅の間取りに合わせて

 

ショールームアドバイザーが

 

プランニングしてくれます。

 

 

この時にメーカー価格も提示される

 

のでオプションをつけた際にも

 

商品価格を把握することができます。

 

 

ただし、工事価格は

 

業者によってまったく違うので

 

そこからがお客様の迷いが

 

大きくなるところです。

 

 

実は、ここに落とし穴があります。

 

 

現実的に定価販売をしている

 

業者がほとんどいなくなって

 

しまったため値引率の競争が

 

激しくなっているからです。

 

 

お客様も値引率が最も分かりやすい

 

指標になっているので、

 

数社に相見積をした場合に

 

値引率で業者選びをされる

 

傾向が高いのです。

 

 

ところが工事価格については、

 

業者ごとにどのような設計に

 

しているのかで

 

まったく違うのです。

 

 

そのため、高級システムバスを

 

選んだとしてもお風呂が寒い

 

ということがあります。

 

 

ここをお客様が十分に理解できない

 

部分なので、相見積について

 

比較しているようで

 

比較できていないのです。

 

 

スマートフォンのように

 

通話とか通信とか限られた

 

項目であっても

 

料金プランが各社違うため

 

比較するのが難しいですよね。

 

 

お風呂リフォーム工事においては、

 

スマートフォンのプランよりも

 

100倍以上分かり難いものに

 

なっているので比べようにも

 

比べられません。

 

 

私は、社会に出てから住宅業界

 

ひと筋にて34年仕事しています。

 

 

その上で他社のお風呂リフォーム

 

の見積書を見ても、どのような

 

工事仕様なのか分からないことが

 

多いのです。

 

 

実力不足と言われてしまう

 

かもしれませんが、

 

それが事実です。

 

 

これまでにお客様宅で想像を超えた

 

他社の施工したリフォーム工事を

 

何度も見ており、

 

住宅リフォーム工事は

 

何でもありな世界

 

のような気がしています。

 

 

さて、お風呂リフォーム工事において

 

最も軽微な施工は、

 

既存のユニットバスを解体して

 

システムバスを組み立てることです。

 

 

大量に販売施工することで

 

商品仕入れ額を引き下げて

 

利益確保を狙っている

 

量販店タイプのリフォーム業者に

 

この傾向が多いようです。

 

 

これはリフォーム工事というよりも

 

住設機器商品交換というレベルです。

 

 

エアコンの交換などに似ています。

 

 

そのため、住宅建築に関する

 

知識や経験がなくても数ヶ月間の

 

見習い期間で対応できるように

 

なるため、人件費を下げられる

 

という効果もあります。

 

 

ベテランや技術者を必要としない

 

ビジネスモデルということです。

 

 

一方で、お風呂リフォームの相談が

 

入ると現地調査の際に床下に入って

 

浴室周りの床下の状態を

 

確かめたりする業者がいます。

 

 

建築基準法令において定められている

 

浴室周りの構造耐力上主要な部分の

 

状態を少しでも把握して

 

リフォーム工事において

 

修繕や補修、補強などを盛り込んだ

 

設計が必要だと考えているからです。

 

 

状態によっては、

 

耐震診断並びに耐震改修を

 

行って建物の安全性を高めつつ

 

お風呂リフォームを完成させる

 

ことになります。

 

 

このような業者によって

 

振れ幅が大きいため

 

見積金額が倍以上の

 

差になっているのです。

 

 

これらは業者側からすると

 

まったく不思議な現象ではありませんが

 

お客様からすると

 

まったく意味が分からないという

 

ことであり、見積金額の安い業者が

 

選ばれてしまったりするのです。

 

 

ただし、これは見積金額が安い業者が

 

悪いということではありません。

 

 

もちろん高ければ安心ということでも

 

ありません。

 

 

お風呂リフォームにおいて

 

システムバスという

 

住設機器交換でいいのか

 

それとも建物の安全性を高めたり

 

長持ちさせたり

 

省エネ性能を高めたりなどの

 

性能を向上させるのかなど

 

様々な工事があるということを

 

お知り下さい。

 

 

依頼する業者が

 

どのような工事施工をするのか

 

十分に確かめた上で

 

必要と考えられる

 

お風呂リフォームをお選びください。

 

 

 

 

中古を買ってリノベという

新しい住生活スタイル

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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