こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
本日は
これから賃貸ビジネスを始める方向け
空き家になった貸家が負債へ
というタイトルで
情報配信をしたいと思います。
賃貸ビジネスは安易に初めてはいけない
次のグラフは空き家になった住宅
についての管理の頻度です。
(出典:国土交通省公表資料より)
空き家を利用現況別に
二次的住宅・別荘用
貸家用
売却用
その他
に分類して空き家になった住宅の
管理の頻度を集計したものです。
貸家用と売却用の空き家の
管理頻度が著しく低いことが
見て取れます。
これは、所有した住宅を
貸家にして毎月賃借料を得る
予定でいたものの
継続的入居がないまま月日が
過ぎてしまい、
賃貸ビジネスとしての意欲が
減衰した現れではないでしょうか。
あきまでも推測に過ぎませんが
最初の頃はきちんと管理をして
いたのでしょう。
しかし、入居者がいないと
窓を開けて換気したり
下水本管からの臭いが上がらない
ようにトイレや洗面化粧台など
のトラップ部の水封が切れない
ようにする必要があります。
また庭の雑草が伸び、
植木の枝も伸び
秋になると落ち葉が散乱します。
冬は雪が降ると
雪かきが必要にもなります。
町内会に迷惑を掛けられない
というストレスもあります。
そのようなことを
気にしない
気にならない
という方もいるようですが、
防災防犯上において迷惑を
かけてしまいかねないのです。
熊本地震の際には、
建物が道路側に倒壊してしまい
車両が通れない状態がありました。
自己所有の空き家が倒壊し
道路を塞いでしまい
緊急車両が通行出来なかった
ために人命が損なわれてしまう
などの事態になってしまったら
後悔しても後悔しきれない
ですよね。
当社は創業36周年になります。
顧客様の中には、大家さんとして
賃貸ビジネスをされている方々が
いらっしゃいます。
みなさま几帳面に
物件管理をされています。
管理会社に委託するという
方法もありますが、
管理費用が必要になるので
所有する物件が少ない場合
には賃貸ビジネスとしての
メリットが薄くなって
しまいます。
そのため自ら管理することが
必要なのですが、
管理を十分に行えず
空き家のまま劣化が進んでし
まうと売るに売れない物件に
なってしまうのです。
賃貸ビジネスで儲けるはず
だったのが、
お金をかけないと売れない
というマイナスの事態を
招いてしまうのです。
このようなケースは
よくある話しなので
安易な気持ちで
自己所有の住宅を賃貸用に
してしまうのはオススメしません。
中古を買ってリノベという
新しい住生活スタイル
仙台市内で活動する
仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の
澤口(さわぐち)でした。
何かご不明な点等は
お気軽にご連絡ください。
Tel:022-374-0011