住んでいない家は劣化が早い? 仙台不動産情報ライブラリーcolumn767

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

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スイコーの澤口です。

 

 

本日は

居住していない住宅所有者向け

住んでいない家は劣化が早い?

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


住んでいない家を放置してはいけない


家は住んでいないと痛んでいく

 

とよく言われます。

 

 

次のデータは

 

空き家の利用現況別の

 

腐朽・破損の状態を

 

平成30年住宅・土地統計調査

 

より集計したものです。

(出典:国土交通省公表資料より)

グラフの左側の青色部分が

 

屋根の変形や柱の傾きなどが生じている

 

になります。

 

 

屋根や柱は、建物の

 

構造耐力上主要な部分

 

になります。

 

 

屋根については正確には、

 

屋根版のことになるので

 

瓦とかトタンなどで葺いている

 

部分を指す訳ではありませんが、

 

屋根の変形ということになると

 

屋根版に支障が生じていると

 

みなせます。

 

 

構造耐力上主要な部分とは、

 

建築物の自重

 

 

建物内部に置かれる生活物品等の

 

物による積載荷重

 

例えばマンガ本が沢山ある部屋

 

には常時マンガ本の重さが床に

 

かかっていることになります。

 

 

そして、積雪荷重風圧

 

土圧水圧地震その他の振動

 

衝撃を支える部分になります。

 

 

故に先の項目について該当する

 

空き家は、リフォームして直す

 

よりも建て替えた方がいい場合

 

が多くなります。

 

 

このグラフでは

 

二次的利用・別荘用

 

貸家用

 

売却用

 

その他

 

に利用状況にて区別しています。

 

 

売却用とその他において

 

屋根の変形や柱の傾きなどが生じている

 

割合が多くなっています。

 

 

二次的住宅・別荘として

 

または貸家用と

 

その割合が倍以上の開きがあることが

 

分かります。

 

 

やはり居住していないと

 

劣化が進む傾向があると言えるのでは

 

ないでしょうか。

 

 

または、築年数が古いから二次的利

 

用・別荘用、貸家用に使えず、

 

売却しようとしても売れないため

 

劣化が進んでいるという見方も

 

できます。

 

 

いずれにしても、

 

住んでいない家を所有している場合に

 

は、劣化を加速させないために

 

何らかの手段を講じなければならない

 

ということだけは間違いありません。

 

 

 

 

中古を買ってリノベという

新しい住生活スタイル

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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