相見積で何を比較するのか 仙台不動産情報ライブラリーcolumn757

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

 

本日は

これからリフォームを計画しているご家庭向け

相見積で何を比較するのか

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


相見積で価格の安さに惹き込まれる落とし穴


住宅リフォームは、

 

家を建てた業者に依頼するのが

 

最もよいと思いますが、

 

長年この住宅業界にいると

 

お客様の多くが違う業者を

 

選んでいるケースを

 

多く見知っています。

 

 

その理由は、

 

決して価格の安さを求めている

 

ばかりでもないことも多いようです。

 

 

もちろん、どなたでも安ければ

 

安い方がいいですよね。

 

 

しかし、安いのは安いなりの

 

理由があることを、

 

多くの人が分かっていらっしゃいます。

 

 

それでは、安さを求めて相見積を

 

取るのではないお客様は、

 

業者から相見積を取って

 

何を比較しているのでしょう?

 

 

会社の規模や立地、

 

営業マンの印象

 

などが比較要素になっている

 

ようですが、

 

いつの間にか見積書の

 

分かりやすい部分での価格の

 

比較をしてしまい、

 

それに思考に引っ張られて

 

安さに傾いていき

 

「この業者がいいと思う」

 

「この業者なら間違いない」

 

と自分自身に言い聞かせようと

 

されるお客様もいらっしゃい

 

ます。

 

 

給湯器交換とかエアコン交換

 

のように機器の単純入れ替え

 

であり、同じ商品ならば

 

価格比較が容易であり、

 

安い方がいいに決まっています。

 

 

しかし、給湯器を交換と言って

 

も誰でもやっていいということ

 

ではありません。

 

 

給湯器に接続している水道管は、

 

台所の蛇口から出る水の配管と

 

繋がっています。

 

 

飲み水、調理に使用したり

 

お皿やコップを洗う水は、

 

水道法令等によって使用して

 

よい配管材料や接続方法などが

 

規程されています。

 

 

水道水を汚染させないためです。

 

 

水道の配管などを法令では

 

給水装置と呼びます。

 

 

その工事を適切に行うため

 

給水装置工事主任技術者

 

という国家資格を定めて

 

技術者が職人に対して管理監督

 

指導を行うようになっています。

 

 

また、職人も技術レベルが

 

高くなってくると配管技能士

 

という国家資格を取得する

 

ようになります。

 

 

ガス給湯器の場合には、

 

ガスの配管接続もあります。

 

 

ガスは可燃性のものなので、

 

これについても適切な施工が

 

必要になります。

 

 

これも無資格者が勝手に

 

施工してはいけません。

 

 

ところが、

 

どうやら技術者ではない

 

作業員によって給湯器交換が

 

行われているケースがある

 

ようなのです。

 

 

お客様からリフォームのご依頼を

 

受けて、調査に行った際に

 

 

不適切な配管接続にて施工され

 

ている給湯器を何度となく

 

見ているからです。

 

 

 

専門工事業者ではなく、

 

ちょっと器用な作業員であれば、

 

作業費を安くできるということ

 

だからなのでしょう。

 

 

単純な機器交換ですら

 

このような違いがあるのです。

 

 

ましてリフォーム工事になると

 

住宅建築における様々な法令も

 

影響する場合があります。

 

 

営業マンの印象や価格などで

 

選んでリフォームしたところ、

 

違法建築物になっていたなんて

 

こともあり得るのです。

 

 

相見積で業者を比べることは、

 

必要な手続きかと思いますが、

 

比べるべき事柄は、

 

他にあるのではないでしょうか。

 

 

 

 

中古を買ってリノベという

新しい住生活スタイル

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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