こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
本日は
住まいづくりをご検討の方向け
現場に来ない現場監督
というタイトルで
情報配信をしたいと思います。
昔のことで現在は違うのでしょうが
当社は、創業36周年になります。
創業から12年間は、
大手ハウスメーカー2社の
下請けによって
売上の約9割を占めていました。
これは、その下請けをしていた
期間の昔のエピソードです。
1軒の戸建住宅を新築するのに
携わるハウスメーカーの担当者は
営業、設計、現場監督の最低3名
でした。
現場監督は、工務課とか工事課に
所属しています。
ハウスメーカーの社員の休みは
火曜日と水曜日、または水曜日と
木曜日というパターンに祝日が
加わります。
現場での工事は、月曜日から土曜日
の6日間です。
現場が稼働している曜日に
現場監督が出勤が重なるのは
月曜日
火曜日または木曜日
金曜日
土曜日
の4日間です。
6日間の現場稼働日に対して
3分の1にあたる2日間は
現場監督がいないという状況です。
そのため、下請けの工務店が
現場監督の代理をするという
システムになっていました。
下請けをしていたハウスメーカーの
建物は型式適合認定を受けた住宅
だったので、規格化された作りです。
通常は同じパターンで住まいづくり
が進める仕組みです。
しかし、そこに自由設計の要素が
重なったプランの時には、
納まりの問題が出る場合があるのです。
設計図で事前に分かる場合もあれば
施工が進んで判明する場合もあります。
施工が進んで表面化した場合に
現場監督と連絡がつかずに
工事を中断せざるを得ないという
ことが何度もありました。
現場監督が休日の時には
諦めるしかないのですが、
出勤日でもなかなか連絡が取れない
ということがあるのです。
複数の現場を掛け持ちしている
ために、すべての現場を毎日施工管理
することが出来ないためです。
そのような時に設計担当者に
連絡を入れるのですが、
現場を知らない設計者の場合には、
電話では拉致があきません。
お願いして来て貰ったことが
何度かありましたが、
そもそも現場経験がないために
納まりについての判断が
出来ないのです。
そうなると、判断できる社員さんが
現場を見るまで施工を中断です。
当社は、そのような問い合わせが
多い下請けだったらしいので
煙たがる現場監督がいました。
職人によっては、
てきとうに工事を進めているから
なのだろうと想像したものです。
そのようなことを何度も経験して
くると、新しい現場の依頼が入ると
営業担当者
設計担当者
現場担当者
が誰なのかで
当たりとかハズレみたいな感覚に
なっていました。
当社は面倒がられていた下請け
だったのかもしれませんが、
脱下請けから20年以上過ぎて
いますが、
当時細かな質問に丁寧に対応して
問題解決にあたって下さっていた
営業担当者さんや設計担当者さん
現場担当者さんから、
ご自宅のリフォーム等の相談と
依頼を何度となく受けています。
ハウスメーカーとの取引が
無くなっているのですよ。
そしてその方々は出世されている
という共通点があります。
不思議なエピソードですよね。
ハウスメーカーや工務店に依頼する
場合には、現場監督がどのような
業務をしているのか?
どれくらいの頻度で現場へ行くのか?
その記録を公開してくれるのか?
そのようなことを教えてもらうこと
で見えてくることがあるのでは
ないでしょうか?
中古を買ってリノベという
新しい住生活スタイル
仙台市内で活動する
仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の
澤口(さわぐち)でした。
何かご不明な点等は
お気軽にご連絡ください。
Tel:022-374-0011