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あと3年 仙台不動産情報ライブラリーcolumn729

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

 

本日は

あと3年


住宅の専門家としてひと筋に

今日は57回目の誕生日です。

あと3年で還暦。

そう考えると気が滅入ります。

 

仕事で必要になり 

「LIFE SPAN 老いなき世界」

という書籍をすき間時間にちびちびと読んでいるのですが、長寿命化になっている現代人は実年齢よりも自分を若いと思っている人が多いみたいなことが書かれていました。

私もそのひとりに含まれます。

気分は、まだ40代。

 

しかし、身体の衰えは確実に進んで入ることだけは感じています。

思い返すと住宅の仕事を特にしたかった訳ではないのに、住宅業界にどっぷりと浸かったままこの年齢になりました。

 

20代のころから仕事をする上で必要な資格を取り続け一級建築士になり、この会社を一級建築士事務所にし、お客様の住まいづくりにおいてライフプランニングが必要になってくると、

2級ファイナンシャルプランニング技能士

そしてAFP(アフェリエイテッド・ファイナンシャルプランナー)を取得。

顧客様の住み替えなどの相談が増えてくると宅地建物取引士の資格も取得。

お客様の住生活について長期間においてサポートできる体制を構築してきました。

そのためスタッフ達も大変です。

仕事をしながら資格勉強をするのが当たり前の会社になっているからです。

 

 

一級建築士

二級建築士

1級建築施工管理技士

2級建築施工管理技士

宅地建物取引士

2級ファイナンシャルプランニング技能士

インテリアコーディネーター

その他必要な資格

 

どうしてスタッフ達に資格を取得させようとしているのか?

 

私の社会人1年目は、現場の手元工からスタートしました。

きちんと教えられることなどなく、見て覚える、盗んで覚えるという世界です。

そのようなスタートから住宅建築についての経験を積んでいったので、

昔は、資格などなくても「経験」を積んでいるのだから大丈夫みたいに考えていました。

 

しかし、

「どうしてそのように工事をするのか?」

 と問われても体系だって学習していないために 

「これまでそうしてきたから」

みたいな言い方で平気だったのです。

 

やがて阪神淡路大震災があり、神戸市からの要請を仙台市を通じて受けて2月に神戸に復旧支援へ行きました。

2週間に及ぶ支援従事作業をする間に、傾いたマンション、

倒壊した建物、焼失した家、瓦礫の山、通行できない道路などを繰り返し見続けました。

 

住宅が凶器に変わり、

人命を奪うことがあるということをその時に知りました。

 

古いから倒壊したという家ばかりではなかったからです。

それまでの住まいづくりは

「経験」「記憶」「勘」

 が中心で行われていました。

 

しかし、それは怖いことなのだと知らしめられたのです。

阪神淡路大震災、その後の各地で発生している大地震による被害により、

住宅業界の常識が塗り変わりつつあります。

 

 

しかし、まだまだ

「経験」「記憶」「勘」

 幅をきかせているのが住宅業界です。

私自身、まだ分からないことが数多くあります。

日々勉強を重ねていますが、永遠に追いつきそうもありません。

 

その不足している部分については、

それぞれに特化した専門家から情報を仕入れる仕組みだけは構築しているので、

優先順位の高いことから当社の住まいづくりに取り入れているところです。

年齢も年齢なので勉強をおしまいにして

適当に流して週1日くらいは休みをきちんと取って、

身体を休めたり、

遊んだりしてもいいかなという強い誘惑もあるのですが、

60歳までのあと3年間は、

トップギアのままで目標へ向かって突き進みます。

60歳になってから、また考えてみるものいいかなと思っているところです。

 

 

 

 

中古を買ってリノベという

新しい住生活スタイル

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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お気軽にご連絡ください。

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