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脱下請けに至る道すじ 仙台不動産情報ライブラリーcolumn676

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

 

本日は

スイコーに不安を感じるあなた向けに

 

脱下請けに至る道すじ

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


厳しさに鍛えられ、いつしか自力がつき、自分で立つことができた


ハウスメーカーの下請けを

 

していた頃。

 

 

もう20年以上も前の話です。

 

 

総合施工店としての下請けを

 

するにあたり、「専任監督員」

 

というハウスメーカー独自の

 

現場監督の資格を取得しなけ

 

ればなりませんでした。

 

 

奈良県の研修所へ行き

 

かんづめ状態で

 

研修を受けました。

 

 

研修所の近くには、

 

飲み屋さんがなくて

 

こもりっきりでした。

 

 

初めての奈良県であり、

 

近くに橿原神宮があった

 

のですが、お参りに行け

 

なかったのが残念でした。

(数年後に再び奈良県に

行った際にお参りしました。)

 

 

そのハウスメーカーには、

 

社員の現場監督がいるのですが、

 

下請けする工務店に所属する

 

専任監督員が現場の施工管理を

 

代行しています。

 

(当時のことで、現在につい

ては分かりません)

 

 

ハウスメーカーの現場監督は、

 

20代の若い社員が多いため、

 

現場経験が浅いことから

 

実務を担っている1次下請けの

 

工務店に任せるというシステム

 

でした。

 

 

専任監督員の研修は、

 

体系化されており

 

ハウスメーカーの建築が

 

徹底的にムダなことをそぎ落とし

 

コストダウンを実現させて

 

いるんだなと分かりました。

 

 

そして、その研修を

 

受けたことが

 

後々に下請けを止める決断へと

 

至るキッカケになったのです。

 

 

ハウスメーカーの下請け時代は、

 

2月に入ると年度末までの引渡し

 

物件が山積みになり、

 

深夜までの突貫工事が続いて

 

いました。

 

 

12時、1時に家に帰り

 

風呂に入って

 

そのまま湯船で寝てしまい

 

3時過ぎ頃に

 

風呂の中で冷え切って

 

目が覚めるということが

 

よくありました。

 

 

工期が遅れていて

 

「明日まで終わらせろ」

 

という現場監督の指示があって

 

夜中まで工事をしていたら

 

翌日お隣からハウスメーカーに

 

苦情が入り、

 

現場監督に呼びつけられて

 

しこたま怒られました。

 

 

ちなみに工期が遅れていたのは、

 

当社が遅延していたのではなく、

 

そもそもの着工が遅かったこと

 

が原因です。

 

 

そのようなネガティブな

 

エピソードもいろいろとありますが、

 

それ以上に良いことが多く

 

数多くのことを学びました。

 

 

 

 

脱下請けから

 

20数年経ちました。

 

 

今あるのは、

 

下請け時代に無理難題を与えられ

 

対応・対処し続けたことが

 

礎になっているなぁと

 

つくづく思います。

 

 

 

 

中古を買ってリノベという

新しい住生活スタイル

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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