業者選びのリトマス試験紙として 仙台不動産情報ライブラリーcolumn667

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

 

本日は

リフォーム業界事情を知りたい方に

 

業者選びのリトマス試験紙として

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


業者が不要と思っても必要だと判断されるお客様がいるのが事実


前々回、前回に続いて

 

「リフォームかし保険」

 

についての話になります。

 

 

本日、はじめてこの

 

仙台不動産情報ライブラリーに

 

来て下さった方は、

 

リフォームかし保険制度のことを

 

ご存知だったでしょうか?

 

 

私の経験では、

 

一般消費者の方の場合には、

 

99%以上の方が初めて聞く話に

 

なっています。

 

 

実は、住宅建築関係で

 

仕事している人の中にも

 

知らない人が

 

けっこういるみたいなのです。

 

 

驚きませんか?

 

 

そして更に

 

リフォームかし保険制度の

 

内容までになると、

 

もしかすると10人に1人程度しか

 

把握していないかもしれません。

 

 

「リフォームかし保険」が

 

使えるとか、使えないとかを

 

判断する以前の状況に

 

少なからずの業者がいるというのも

 

不思議ですけどね。

 

 

さて、このように

 

「リフォームかし保険」は

 

ほとんどの一般消費者に

 

知られていない訳ですが、

 

その背景について考えてみました。

 

 

例えば生命保険や火災保険などは

 

それぞれの保険会社が

 

莫大な費用をかけて

 

広告宣伝を行っています。

 

 

低価格の掛け捨てで万が一の

 

時をカバーする

 

共済の生命保険・火災保険も

 

新聞広告などをしています。

 

 

しかし、「リフォームかし保険」

 

の引受先である

 

住宅瑕疵担保責任保険法人が

 

「リフォームかし保険」

 

のTVCM等の広告宣伝を

 

しているのを

 

見たことがないのです。

 

 

また、生命保険も火災保険も

 

保険営業マン(保険募集人)が

 

一般消費者に対して直接に

 

保険販売の営業をしていますが、

 

住宅瑕疵担保責任保険法人の

 

営業マンはそのような取り組みを

 

していない様子です。

 

 

いずれも一般消費者向けの

 

保険商品なのですが、

 

なぜか「リフォームかし保険」

 

については状況が違うのです。

 

 

このような訳で

 

「リフォームかし保険」の存在を

 

一般消費者が知らないのも

 

当然と言えば当然なのです。

 

 

ただし、ここでの大切なポイントは、

 

いずれにしても保険商品である

 

ということです。

 

 

保険業界の経営が成り立つ

 

仕組みの範囲内にて

 

事故発生確率などを踏まえて

 

価格設定されているのです。

 

 

病気やケガも、事故も

 

万が一のことがあるために

 

その時の金銭面のカバーをする

 

保険商品が作られ、

 

沢山の人々がいろいろな保険に

 

加入しています。

 

 

東日本大震災が発生した際に

 

火災保険には加入していたけれども

 

地震保険を付帯していなかったため

 

住まいの修繕を断念されたという方が

 

いらっしゃいました。

 

 

家が傾いてしまったけれども

 

窓枠と窓に出来たすき間を埋める

 

修繕で取りあえず済ませ

 

傾いた家での生活を継続されている

 

というお宅もあります。

 

 

生命保険でも、

 

保険金が貰えると思っていたら

 

貰えなかったりとか、

 

保険金が貰える病気だったのに、

 

保険商品のことを理解しておらず

 

貰わなかったみたいなケースも

 

耳にします。

 

 

瑕疵担保履行法が施行されて

 

10年過ぎています。

 

昨年は10年経過による検討会等が

 

国土交通省にて実施されています。

 

 

リフォーム事業者の団体には、

 

国土交通省から「リフォームかし

 

保険」についての取り組み状況の

 

リサーチが適宜行われてもいます。

 

 

リフォーム工事においての

 

トラブルが絶えないこともあり、

 

業者が意図している、

 

意図していないに関係なく

 

リフォーム工事におけるかし(瑕疵)

 

が発生することがあります。

 

 

この「リフォームかし保険」

 

については任意加入であったと

 

しても国としては推進していく

 

方向に変更はない様子です。

 

 

住宅業者やリフォーム業者が

 

お客様のリフォーム工事において

 

「リフォームかし保険」の説明を

 

行い、付保することを勧めるのか

 

それともまったく知らせようとし

 

ないのか、

 

お客様が「リフォームかし保険」

 

制度のことを理解していれば、

 

これはひとつの業者選びの

 

リトマス試験紙としての役割を

 

果たすのではないでしょうか。

 

 

 

 

中古を買ってリノベという

新しい住生活スタイル

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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