外壁塗装は本当に必要? 何のために外壁塗装をするの? 仙台不動産情報ライブラリーcolumn65

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

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スイコーの澤口です。

 

本日は

外壁塗装は本当に必要? 何のために外壁塗装をするの?

 

というタイトルで情報配信をしたいと思います。

 


○木造住宅を長持ちさせるために外壁そして屋根の塗装は必要!?


木造住宅が長持ちしない主たる原因は、雨水

 

浸入や結露に伴う構造材等の劣化です。

 

 

新築した時に付保されている瑕疵保険事故の

 

中では防水事故の割合が9割に達するまでに

 

なっていることからも雨水の浸入を防止する

 

ことが重要となります。

 

 

このような状況下にあり国土交通省国土技術

 

政策総合研究所は、5年間にわたる産学官に

 

よる共同研究を実施し「木造住宅の劣化のし

 

やすさと対策を解説したガイドライン」を策

 

定し公表しています。


○木造住宅の耐久性向上に関わる建物外皮の構造・仕様とその評価に関する研究


図は、その概要です。

 

●【住まい手向け】長持ち住宅ガイドライン

●【造り手向け】リスク分析・評価ガイドライン

●【造り手向け】設計・施工ガイドライン

 

に分けてまとめられています。

 

その総ページ数は1000ページを遙かに

 

超えた、これまでにない詳細な内容となっ

 

ています。

 

 

図を見ると分かるように、外壁塗装等のメ

 

ンテナンスよりも設計施工に係る内容に重

 

きが置かれています。

 

つまり、家をどのように設計し、そしてど

 

のように施工しているのかで家の寿命に大

 

きな影響を与えているということです。

 

 

つまり、どの家も単純に10年ごとに塗装す

 

れば長持ちするということではないのです。

 

 

この資料より分かるのは、こうすれば絶対に

 

正しいという方法が未だ確立していないとも

 

言えることです。

 

 

業者は、そのことを踏まえた上で木造住宅の

 

設計・施工をする際、外皮(屋根・壁等)か

 

ら雨水浸入の種類とリスク、木部の腐朽と危

 

険性などを事前に把握し、提案された奨励仕

 

様により対応策を講じることが最善であると

 

考えます。


○外壁・屋根塗装リフォームを実施するまえに把握しておきたいガイドライン


住まい手となる住宅の所有者は、住宅事業者

 

が何を基準として住まいづくりをしているの

 

かを確認することや、「長持ち住宅ガイドラ

 

イン」を参考にして業者選定を行うことが可

 

能となります。

 

 

外壁や屋根の塗装については、

 

「木造住宅の劣化のしやすさと対策を解説したガイドライン」

 

により優先順位を踏まえて実施するのかしな

 

いのかを選択することをおすすめします。

 

 

ただし、外壁が汚れていて美観的にキレイに

 

するという目的で外壁塗装をするのであれば、

 

まったく問題ありません。

 

 

仙台市内で活動する仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の澤口(さわぐち)でした。

 

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