こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
本日は
住まいづくりをお考えの方向け
あり得ないことが起きるのが住宅業界
というタイトルで
情報配信をしたいと思います。
一級建築士だから安心でもない
column627
「建設工事に紛争はつきもの?」
にて、住宅工事についての
トラブルについて書きました。
新築工事、リフォーム工事問わず
住宅業界はクレーム産業と呼ばれ、
お客様もそのことを
十分に認知されています。
そのために
小さな会社では不安だからと
大手企業を選択される
お客様が多い訳ですが、
大手なら本当に安心なのでしょうか。
国土交通省が
令和元年12月20日に
一級建築士の懲戒処分について
公表しています。
4名の一級建築士が処分を受けており
うち3名が大手住宅会社の
管理建築士です。
管理建築士とは、
建築士事務所として営む
支店・営業所等の事務所として
技術的事項を統括する立場です。
ひとりは関東地方の22物件の
違反建築を行ったとして免許取消。
ひとりは関西地方の20物件の
違反建築を行ったとして免許取消。
ひとりは愛知県内の20物件の
違反建築を行ったとして免許取消。
告示に名前が挙がり、
一級建築士の免許を失って
しまったのです。
会社が、免許取消処分を受けた
この3名の方を
どのような処分にしたのか
までは分かりませんが、
建築士としての業務を
行えなくなったことは、
生活に大きな変化が生じてし
まったのではと推察します。
今回の処分の対象になった
違反建築物が
合わせて62物件です。
大手住宅会社がどうして?
と思いたくなりますよね。
新築工事にて違反建築が行われ
た訳ですが、既存住宅の
リフォーム工事等では
行政のチェックが新築のように
行われることは稀です。
既存住宅の中には、
現行の建築基準法令等を
満たしていない
既存不適格建築物になっている
住宅も少なくありません。
また、業者が不適切な工事を
行ってしまい違反建築物に
なっている住宅もあります。
大手だから安心という
信頼感が崩れ去り
建築士という有資格者だから
大丈夫という信頼感も崩れ去り
業者選び
担当者選び
が本当に難しい時代になって
いるのかもしれませんね。
中古を買ってリノベという
新しい住生活スタイル
仙台市内で活動する
仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の
澤口(さわぐち)でした。
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