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豪雨から自宅を守るために 仙台不動産情報ライブラリーcolumn587

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

 

本日は

豪雨から自宅を守るために

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


これまで浸水したことがないから大丈夫?


昨年の東日本台風(台風19号)

 

により、これまで浸水したこと

 

がなかった地域が被害を受けて

 

いました。

 

 

先日、顧客様よりもご自宅の浸水

 

被害を防止するための相談が入っ

 

ていました。

 

 

台風やゲリラ豪雨などの風水害が

 

毎年発生していることもあって

 

備えについての意識が高い人が

 

増えている様子です。

 

 

戸建住宅の場合には、

 

対策を進めやすいものの

 

マンションの場合には容易では

 

ありません。

 

 

両親が居住しているマンションは

 

仙台市中心部にあり、河川が近く

 

にないのに機械式駐車場が水没し

 

て車両が被害を受けていました。

 

 

東日本台風クラスの豪雨になる

 

と再び水没することが予想され

 

ます。

 

 

機械式駐車場は、マンションぼ

 

共同所有者全員が使用している

 

訳でもなく、防止対策まで至っ

 

ていません。

 

 

豪雨になりそうな場合には、

 

付近の安全だと思われる有料駐

 

車場へ車を移動させておく必要

 

があります。

 

 

東日本台風では、タワーマンション

 

の被害も大きく報じられました。

 

 

電気設備が浸水により壊れてしまい

 

エレベーターが使えなくなったり

 

給水が使えなくなつたりしました。

 

 

水が出なくなったのは、

 

電気設備の故障により水を溜める

 

高架層等へ水を送るポンプも稼働

 

しなくなったからです。

 

 

20階や30階以上の部屋で生活

 

するために、階段の上り下りを

 

毎日何度かしかければならない。

 

 

トイレを使うために

 

重たいポリタンクで

 

水を運ばなければならない。

 

 

1日ならばガマンしても、

 

何日も続くとなると

 

ちょっと厳し過ぎますよね。

 

 

このような浸水被害が発生した

 

ことにより、国は国土交通省と

 

経済産業省が連携し、学識経験

 

者、関連業界団体等からなる

 

検討会を昨年11月に設置して

 

対策について検討を進めて

 

いました。

 

 

そうして令和2年6月19日に

 

検討会より「建築物における電

 

気設備の浸水対策ガイドライン」

 

が公表されました。

 

 

そのガイドラインには、

 

浸水対策の具体的な取り組み

 

として

(出典:国土交通省公表資料より)

①浸水リスクの低い場所への

電気設備の設置

・電気設備を上階に設置

 

 

②対象建築物内への浸水を防止

する対策

・出入口等における浸水対策

・開口部における浸水対策

・逆流・溢水対策

 

③電気設備設置室等の浸水を

防止する対策

・区画レベルでの対策

・電気設備に関する対策

・浸水量の低減に係る対策

 

などが示されました。

 

 

ガイドラインの本文を読んでみると、

 

なるほどなぁと思う内容でした。

 

 

でも、この対策について

 

もしも両親が居住するマンション

 

で行うことになったらと考えてみ

 

るとちょっと憂鬱な気分です。

 

 

管理組合でこのガイドラインを

 

検討することは、ちょっと無理

 

がある印象だし、そうなると

 

管理会社に任せることになり

 

費用が嵩んでいくのでしょう。

 

 

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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