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売却する展示場と解体する展示場 仙台不動産情報ライブラリーcolumn575

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

 

本日は

売却する展示場と解体する展示場

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


住宅展示場を格安で売却


ハウスメーカーが使用していた

 

住宅展示場を格安で売却する

 

という集客方法があります。

 

 

住宅業界内ではインパクト

 

の大きい集客方法として

 

有名です。

 

 

最近あまり見かけなくなり

 

ましたが、抽選とは言え、

 

当たればかなりのお買い

 

得感がありますよね。

 

 

抽選に外れてしまったお客様

 

何人かの話を聞いたこと

 

があるのですが、

 

本当に残念がっていました。

 

 

その集客方法は、

 

その住宅会社独自の工法により

 

解体して移築できる仕組みの

 

構造により可能にしています。

 

 

一般的な工法の場合には、

 

コストが掛かりすぎて

 

マネできません。

 

 

簡単に移築できる住宅って

 

凄いですよね。

 

 

さて、仙台エリアには、

 

住宅展示場が多数あります。

 

 

展示場によっては一定年数が

 

経つと売却するものと

 

解体してしまうものに分かれます。

 

 

売却する展示場と解体する

 

展示場とでは、作りが違う

 

場合があるのです。

 

 

昔、ハウスメーカーの

 

下請けをしていた頃に、

 

展示場の新設工事を何件も

 

しています。

 

 

いずれ売却する展示場は、

 

特別仕様の住宅が多く、

 

工事も大変です。

 

 

その一方で、解体予定の

 

展示場の場合には、

 

見た目重視で短期間で

 

上手に仕上げてしまいます。

 

 

極端に言うと

 

テレビドラマのセットの

 

ようなイメージです。

 

 

下請けを止めてから

 

20年以上過ぎているので、

 

現在も同様なのかは

 

分かりませんが、

 

「それってあり?」

 

みたいな施工でした。

 

 

予算が通常よりも厳しく

 

解体されると分かっているので、

 

職人もかなり適当になりがちです。

 

 

それでも、仕上がってしまえば

 

いい感じに見えてしまうのだか

 

ら凄いですよね。

 

 

一般の住宅購入者の多くは、

 

そのように作られた展示場にて

 

イメージを膨らませて

 

住まいづくりをされています。

 

 

展示場は、よく見えるように

 

作られていることなど誰もが

 

分かっているのでしょうが、

 

期待が膨らんでしまうものです。

 

 

そして、その影響を受けて、

 

分かりやすい家の外観

 

(その時の流行)やインテリアに

 

魅せられた住まいづくりへと

 

進んでしまいかねないのです。

 

 

昭和の高度経済成長期から

 

平成のバブル期にかけて

 

モデル化されてきた住宅展示場

 

による住まいづくり進め方。

 

 

それは、築30年で建替をする

 

モデルでもあり、

 

リフォームやメンテナンスにて

 

住み続けたとしても

 

部屋余りのモデルになっています。

 

 

これから住宅を購入する予定の

 

人には、違うパターンでの住ま

 

いづくりの進め方があることに

 

気づいて欲しいものです。

 

 

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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