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トイレのドアは開けっぱなし 仙台不動産情報ライブラリーcolumn548

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

 

本日は

トイレのドアは開けっぱなし

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


トイレに閉じ込められないように


アメリカには、住宅事情(新築・

 

リフォーム)の視察・研修、流通業

 

の視察等に5度行っています。

 

 

近くになにもない田舎のホテルに

 

缶詰になり、朝から深夜までの

 

研修(あるハウスメーカーの下請け

 

協力工事店の後継者が対象)を受け

 

させられた時には

 

逃げ出したくなりました。

 

 

その研修旅行は

 

20代だったので

 

「アメリカに行ける」

 

と喜んで行ったのに

 

楽しい気分は飛行機の中までで

 

到着してすぐに

 

来たのは間違いだったと

 

気づかされたのです。

 

 

そのホテルの位置が

 

どこなのか分からないし、

 

英語が話せないし、

 

食事も合わないし、

 

ただただ耐え続ける日々、

 

とてもいい勉強になったことは

 

後に気づく訳ですが、

 

その当時は思い出すだけでも

 

嫌な気分になったものです。

 

 

さて、それらの視察研修等では、

 

米国の住宅事情の視察にて様々な

 

住宅を観ることができました。

 

 

どうしても日本との生活習慣の違

 

いや工事品質の違いなどに視点が

 

行ってしまうもので、

 

そのひとつがトイレです。

 

 

一般家庭の場合には、トイレは

 

バスルームと一緒になっている

 

ことが多いのです。

 

 

映画で見ているはずなのに

 

実際に家の中に入ってみると

 

インパクトがありました。

 

 

分譲建売住宅の中には、

 

トイレが単独にしてある住宅も

 

あったので、その住宅は何となく

 

落ち着く感じがしたものです。

 

 

居住している家を見学させてもら

 

うとトイレのドアは開いていて

 

使用する時に閉めるというスタイル

 

でした。

 

 

日本では、室内にトイレが作られ

 

るようになってからは、常にドア

 

が閉められてきた印象です。

 

 

くみ取り式の便所だったので

 

臭いを室内に拡散しないためです。

 

 

もしも、日本も米国のように

 

便所とお風呂が一緒の空間に

 

あったら、

 

湯船にゆっくりと浸かるという

 

ライフスタイルにはならなかっ

 

たかもしれませんね。

 

 

便所が単独の間取りとして

 

作られてきた日本の住宅ですが、

 

それはそれで様々なエピソード

 

を積み重ねています。

 

 

10年以上も前のエピソードですが、

 

お客様より娘さんがトイレに

 

閉じ込められたから助けて欲しいと

 

電話が入ったことがあります。

 

 

成人されているのですが、

 

カギが壊れて出てこられなく

 

なったのです。

 

 

スタッフが急ぎ駆け付けて

 

救出といっては大げさですが、

 

ドアを壊さずに解決したのです。

 

(ドアを壊してもいいと言われて

いたのにです。)

 

 

リフォーム工事をしたこと以上に

 

お歓び頂きました。

 

 

 

このようにトイレでは

 

ハプニングが発生することが

 

あるのです。

 

内開き(トイレの室内側に開く)

 

ドアの場合には、

 

中で倒れたりするとドアが中の

 

人にぶつかって開きません。

 

 

こうなるとドアを壊して

 

救出する方法になります。

 

 

高齢者が居住する家のトイレの

 

ドアが内開きの場合には、

 

ドアをリフォームされたほうが

 

いいですね。

 

 

ドアが外開きでも、

 

廊下に面している間取りでも

 

開かなくなることがあります。

 

 

ドアの近くに大きなモノ

 

例えば本棚などあり、

 

それらが倒れてドアの前を塞いで

 

開かなくなるというケースです。

 

 

家に誰かが帰ってくるまでは、

 

トイレから出ることが出来ません。

 

 

トイレにスマートホンを持ち込んで

 

いて誰かに連絡が取れたとしても

 

家にカギを掛けていると入れない

 

というジレンマがあります。

 

 

大地震の際には、

 

すぐに人が駆け付けてくれる

 

ことが難しいかもしれません。

 

 

狭い空間に長時間閉じ込めてしまう

 

ことがないように

 

開けやすいドアにするか

 

開けっぱなしで利用するか

 

などの工夫が必要かもしれません。

 

 

最近は、トイレのドアを開けっぱな

 

しで利用する人が増えているらしく

 

ネットではその是非についての

 

書き込みが結構あります。

 

 

家の中で最もプライベートな空間

 

なのがトイレであることが多いと

 

思います。

 

 

そして、毎日何度も利用するのも

 

トイレです。

 

 

清潔であり、安全であること、何よ

 

りも落ち着いて利用できることなど

 

様々な要素を鑑みて

 

トイレ空間をデザインするという

 

のも楽しいのではないでしょうか。

 

 

私自身の住まいづくりのキャリアに

 

おいて件数が2番目に多いのが

 

トイレリフォーム工事です。

 

 

お客様のライフスタイル等の

 

ヒアリングの後に

 

プランニング提案した際には、

 

ご満足・ご納得されないことが

 

多いのですが、受け入れられて

 

そのまま工事をしてみると

 

後々に

 

「我が家で1番居心地がいい」

 

「主人がトイレから出てこなく

 

なった」

 

「お客さんが来た時に驚かれる」

 

など様々な感想を頂いています。

 

 

トイレだからこそ

 

思い切ったことが

 

出来ちゃうんです!

 

 

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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