安心R住宅が増えて行くことで仙台市が進化 仙台不動産情報ライブラリーcolumn487

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

 

本日は

安心R住宅が増えて行くことで仙台市が進化

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


「住みたい」「買いたい」既存住宅が増えれば仙台は変わる


仙台市の人口は、

 

令和2年3月1日現在の推計人口

 

では1,090,072人になっています。

 

 

平成30年に仙台市が公表した

 

将来人口推計では、

 

2020年をピークに減少へと転じ、

 

20年後の2040年には104万人、

 

30年後の2050年には98万人、

 

40年後の2060年には90万人へと

 

緩やかに減少していきます。

 

 

それでも、令和2年2月末もしくは

 

3月上旬時点における東北地方各県の

 

県庁所在地の推計人口と比較して

 

倍以上の人口規模です。

(仙台市統計資料よりスイコーにて作成)

図は大正2年からの仙台市の人口推移

 

です。

 

 

私は生まれた岩手県盛岡市から昭和46

 

年に仙台市三百人町(現在の若林区三百

 

人町)へ引っ越してきました。

 

 

当時の仙台市の人口は56万人です。

 

 

その年に現在の仙台市泉区が

 

宮城郡泉町から泉市へと市政に変わって

 

います。

 

 

泉町の頃に、仙台市地下鉄南北線の黒松

 

駅がある黒松団地が開発され、続いて

 

南光台団地や将監団地の開発が進み

 

急激な人口増加をしていた時期です。

 

 

仙台市は、宮城町に続き

 

泉市と秋保町を合併し、

 

その後政令指定都市になり、

 

成長を続けてきました。

 

 

このように団地開発そして周辺市町の

 

吸収合併により、人口増加を続けてきた

 

仙台市ですが、これから人口減少社会へ

 

と向かっていくことにより、

 

昭和30年代から開発が始まった

 

大規模な団地では空き家が

 

増加していく状況にあります。

 

 

東日本大震災から9年が経ちました。

 

 

震災前には限界団地と言われ始め、

 

寂れる一方だった宮城野区鶴ヶ谷団地

 

でしたが、震災復興の影響を受けて

 

様変わりしてきました。

 

 

仙台市地下鉄南北線旭ヶ丘駅までは

 

幾分距離がありますが、

 

路線バスによるアクセスが

 

渋滞に阻まれることがあまりないこと。

 

 

新しいスーパーが出来たことや

 

道路整備により車での移動も良く

 

なったことで活気が出て来たのです。

 

 

新しく開発された団地は

 

確かに魅力的です。

 

 

しかし、30年も経つと

 

同時期に建築された住居は

 

同じように古くなっており、

 

そして子供達は巣立ってしまい

 

現在の古い団地と似たような風景に

 

なるかもしれません。

 

 

古い団地では、

 

これから売却物件が増えてくる

 

傾向にあります。

 

 

中古住宅は、古くて汚いという

 

イメージをなかなか払拭することを

 

出来ないかもしれませんが、

 

その状況を変えようと

 

国は既存住宅に対する「安心R住宅」

 

制度を推進しています。

 

 

一定レベルの品質を確保している

 

既存住宅について「安心R住宅」

 

という標章を用いることを認めて

 

一般に流通している既存住宅とは

 

一線を画す物件として流通を促進

 

しようという制度です。

 

 

この3月13日には、「安心R住宅」

 

を提供できる登録団体として2団体

 

が増えたことを公表しています。

既に登録されている団体を含めて

 

13団体が「安心R住宅」を提供

 

することが可能です。

 

 

各団体には所属する不動産事業者が

 

いて、団体から直接購入したり仲介を

 

してもらうといことではありません。

 

 

「安心R住宅」を購入したい場合には、

 

各団体に所属する不動産事業者が

 

窓口となって商談を進めることにな

 

ります。

 

 

この「安心R住宅」制度は、平成30年

 

4月からスタートした新しい制度なため

 

まだ認知度が低い状況ですが、

 

登録団体が増えてきたことで物件も

 

増えて行くことが期待できます。

 

 

仙台市内では中古住宅の売却物件が

 

増えていますが、物件の状況は

 

それぞれによって差があります。

 

 

特にリフォーム済みの物件の場合には、

 

見た目がキレイなので

 

建物の劣化状況等が隠れてしまい

 

プロでも簡単には見分けられません。

 

 

購入する住宅の居住期間が

 

30年程度の計画なのであれば、

 

これからの新しい団地という選択肢も

 

ありかと思います。

 

 

しかし、50年以上の居住期間や

 

子育て期間を過ぎた後に住替えを計画

 

するのであれば、

 

新しい団地に新築という選択肢の

 

他に既存団地の既存住宅を購入する

 

という選択肢も検討されることを

 

おすすめします。

 

 

鶴ヶ谷団地が再生されていく様子を

 

近くで感じながら、

 

仙台市内の他の古い団地にも

 

子育て世代が次々に移住してくるよう

 

になると仙台市が魅力的な町へと

 

更に進化成長してくのではと思います。

 

 

「住みたい」「買いたい」既存住宅が

 

増えることが市民生活を豊かにして

 

いくものと信じて

 

住まいづくりの担い手として

 

日々研鑽している次第です。

 

 

 

補足:「安心R住宅」の概要資料です。

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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