こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
本日は
またまた値上げになる火災保険料
というタイトルで
情報配信をしたいと思います。
仙台に居住する上で地震と風水災にも備える
またまた火災保険料が値上げになりそう
です。
昨年10月に値上げされたばかりなのに
2021年1月から値上げするため、
損害保険会社各社でつくる損害保険料率
算出機構が火災保険の参考純率の変更に
関する届け出を、2019年10月7日付
けで金融庁長官に行い、同年10月30
日に適合性審査結果通知を受領したと
のことです。
改定の概要は、住宅総合保険の参考純率
について
①平均で4.9%の引上げ
②築年数が浅い住宅(築浅住宅)に対する割引の導入
が改定される見込みです。
保険会社による、それぞれの保険商品の
「純保険料率」の算出にあたって、
参考純率をそのまま使用するか、
修正して使用するか、
あるいは使用せずに独自に算出するかは、
保険各社ごとの判断になっています。
改定の背景は、自然災害(風水災)に
よる保険金の支払い増加の影響です。
(一般社団法人 日本損害保険協会「日本の損害保険ファクトブック2019」より引用)
この図は主な風水災等による年度別
保険金支払額の推移です。
折れ線グラフは日本に接近した台風の
数です。
近年は台風が増加したから被害が増えた
という訳ではないと分かります。
そして、前回の引上げは2016年度まで
の保険統計データにより平均で5.5%の
引上げが行われました。
今回の引上げは2018年度までに発生し
た自然災害(風水災)の影響によります。
昨年の台風15号そして台風19号の
被害については含まれていません。
世界的な気候変動による自然災害が発生
しており、2020年も台風被害が生じる
不安があります。
このような状況なので、2021年1月の
火災保険料改定だけに留まらず、継続
的に保険料が上がるのではないかと予想
されます。
東日本大震災では、地震保険への加入有
無で大きな差になることを一般的に認知
されたと思います。
万が一が起きないことを願いますが、
いざその時になってしまった時のことを
考えるとリスク回避への努力が必要で
す。
値上げ前に長期契約にしたり、
必要のない補償内容を外したり、
銀行やハウスメーカーに進められるまま
火災保険に加入するのではなく自ら
保険料の安い保険会社を探すとか、
いろいろと工夫して対応していくことを
おすすめします。
仙台市内で活動する
仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の
澤口(さわぐち)でした。
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