こんにちは！ 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
本日は
新築は4件に1件が長期優良住宅へ
というタイトルで
情報配信をしたいと思います。
仙台市で住宅を新築するなら長期優良住宅を建築できる業者へ
次の図は、新設住宅着工数における
長期優良住宅の認定戸数の推移です。
（国土交通省公表資料より引用）
紺色の折れ線が一戸建ての推移です。
平成30年度において一戸建てが
108,800戸であり、
全体の25.1%になっています。
「長期優良住宅って何？」
「長期優良住宅にする必要があるの？」
「従来の新築ではダメなの？」
と疑問に思われる方が
多くいらっしゃいます。
従来の新築で
ダメな訳ではありません。
だからこそ、約75％もの新設住宅に
おいて長期優良住宅の認定を受けずに
推移しているのです。
国としては、
従来の一般的な住宅ではなく、
長期優良住宅を普及させたいために
特例措置として優遇税制や
融資における金利優遇措置
を設けています。
しかし、それを活用したとしても
一般の住宅よりも高くつきます。
では、どうして約25％もの住宅取得者
が長期優良住宅の認定を受けるのか？
まず、長期優良住宅に関する法律を
見ていきましょう。
長期優良住宅は、平成20年に作られた
「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」
第一条（目的）
「この法律は、現在及び将来の国民の生
活の基盤となる良質な住宅が建築され、
及び長期にわたり良好な状態で使用され
ることが住生活の向上及び環境への負荷
の低減を図る上で重要となっていること
にかんがみ、長期にわたり良好な状態で
使用するための措置がその構造及び設備
について講じられた優良な住宅の普及を
促進するため、国土交通大臣が策定する
基本方針について定めるとともに、所管
行政庁による長期優良住宅建築等計画の
認定、当該認定を受けた長期優良住宅建
築等計画に基づき建築及び維持保全が行
われている住宅についての住宅性能評価
に関する措置その他の措置を講じ、もっ
て豊かな国民生活の実現と我が国の経済
の持続的かつ健全な発展に寄与すること
を目的とする。」
このような目的にて制定されたもので
す。
法律の文章なので、分かり難い内容で
すが、超高齢社会へと突入した日本に
あって健康で生活し続ける上で優良な
住宅が求められているという背景から
考えられたものです。
厚生労働省が令和元年9月13日に
公表した「百歳高齢者表彰の対象者」
では37,005人であり、前年の対象者
よりも4,764人増加しています。
仙台市では、218人が表彰対象者で
した。
令和元年9月15日時点として
100歳以上の人口は初の7万人突破
となる71,238人になっています。
宮城県では1,088人です。
平均寿命が毎年着実に延びており、
これから更に100歳以上の人口増加が
予測されています。
高齢時の住居の確保や
健康寿命を延ばす必要性についての認知
が拡大していることで
長期優良住宅の普及が進んでいると
考えられます。
それではその長期優良住宅とは、
（国土交通省公表資料より引用）
図のように
（1）住宅の長寿命化のために必要な条件
（2）社会的資産として求められる要件
（3）長く使っていくために必要な要件
（4）その他必要とされる要件
について基準が設けられています。
これらの基準をモノサシとして
工務店やビルダーでは
一般の住宅よりも性能を高めた住宅を
作っているケースもあります。
住宅を新築する場合
住宅を購入する場合において
どのような住宅を建築しているのか
確認されることをおすすめします。
仙台市内で活動する
仙台不動産情報ライブラリー
（運営：株式会社スイコー）の
澤口（さわぐち）でした。
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