不動産取引にかかわる紛争の傾向 仙台不動産情報ライブラリーcolumn429

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

 

本日は

不動産取引にかかわる紛争の傾向

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


慎重に選びたい宅建業者


宅地建物取引士が資格更新のための

 

5年毎に受講する定期講習において

 

重きを置かれているひとつが

 

不動産取引に伴う宅地建物取引業者と

 

消費者とのトラブルについてです。

 

 

(一財)不動産適正取引推進機構には

 

数多くの相談が寄せられており、

 

売買における重要事項説明等に関する

 

相談が高水準あるとのことです。

 

 

重要事項説明に関するトラブルとして

 

・都市計画道路の計画線誤表示をめぐる

トラブル

・住宅の建築ができない土地の売買

・建築制限に関する事項の不告知

・接道要件を具備していない宅地につい

ての金融機関の説明義務

・越境物の不告知等をめぐるトラブル

・フローリング工事不可の不告知をめぐ

るトラブル

・前面道路の説明の誤り

・マンションの方位についての説明義務

・ごみ置き場に関する重説ミス

・周辺道路計画の告知義務

・隣地の建築計画の秘匿

 

など、この他にも様々なトラブルが

 

発生しています。

 

 

定期講習では、重要事項の説明において

 

「相手方の購入者等の意思決定に重大な

 

影響を及ぼすと考えられる事項」につい

 

て説明を省略したり、十分な説明と理解

 

を得ることのないまま契約に持ち込むこ

 

となどが紛争を多くしていると周知され

 

ています。

 

 

建物、設備、修繕、ライフスタイル、

 

ライフステージなど様々な事柄において

 

複雑化・多様化しているため

 

宅地建物取引士の責任が重たくなって

 

います。

 

 

変化のスピードになかなか追いついて

 

行けていないことが、トラブルが絶え

 

ない要因にもなっているようです。

 

 

定期講習のテキスト等は、

 

「宅地建物取引士講習テキスト」538P

「宅地建物取引士の使命と役割」128P

「不動産関連法令改正のポイント」251P

「不動産税制の手引き」265P

 

4冊合計1182ページもあります。

 

 

1日の講習で読み切れるボリュームでは

 

なく、バイブル的に日々の業務の中でも

 

確認等のために用いるようになっていま

 

す。

 

 

5年毎とは言え、

 

これほどのボリュームになっているのは

 

相応の理由がある訳であり、

 

ベテランの宅建士であっても

 

それまで培ってきた経験だけに頼った

 

ままでいるとトラブルを起こしかねな

 

いといことになります。

 

 

宅建業者側がこのような状況にある

 

ので、住宅や土地を購入する場合に

 

は、トラブルに巻き込まれないよう

 

に信頼できる宅建業者を慎重に選ぶ

 

ことが大切ではないでしょうか。

 

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

何かご不明な点等は

お気軽にご連絡ください。

Tel:022-374-0011

 

 

 

 

※不動産事業者間の情報が毎日届くAI情報ツールは

下記よりご利用下さい。

https://self-in.com/sendai-izumi01/robo

簡単な説明はこちら

 

※買ってはいけない物件が分かるAI情報ツールは

下記よりご利用下さい。

https://self-in.com/sendai-izumi01/

簡単な説明はこちら

 

※仙台市泉区の戸建住宅・マンションの

物件情報については

こちら

「仙台泉不動産仲介.com」

https://www.sendai-izumi-fudousan.com