屋根被害の復旧が進まない理由 仙台不動産情報ライブラリーcolumn420

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

 

本日は

屋根被害の復旧が進まない理由

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


自然災害に強靱な住まいづくりを


昨年の台風15号にて

 

被害を受けた千葉県では、

 

屋根の復旧工事を終えていない

 

住宅が沢山あるとのことです。

 

 

千葉県の同業経営者から

 

「職人の手があれば応援して欲しい」

 

と要請を受けているのですが、

 

応えられずにいます。

 

 

2018年の大阪府北部地震でも

 

数多くの瓦屋根の住宅が

 

被害を受けています。

 

 

昨年、大阪へ行った際に、

 

同業経営者からはまだ修繕していない

 

家屋があると知らされました。

 

 

もうすぐ9年になる

 

東日本大震災の時にも

 

屋根の被害を受けた住宅がありました。

 

 

当社は、翌日から復旧作業等に動き始め

 

て、屋根に上がれる職種(瓦職、板金

 

職、塗装職、大工職他)の職人を集めて

 

粛々と対応をしていきました。

 

 

この時に、屋根職人、特に瓦職人が

 

圧倒的に不足していることを

 

痛感しました。

 

 

古民家のような伝統建築物の

 

茅葺き屋根では、

 

茅葺き職人が激減しています。

 

 

宮城県の特産でもある

 

雄勝町の雄勝石(天然スレート)

 

を用いた屋根職人さんも

 

少なくなっています。

 

 

屋根職人に限らず

 

熟練を必要とする職種において

 

このような現象が見られています。

 

 

昭和の頃の建築現場では、

 

大工さんがカンナやノミを研いでいる

 

光景がよく見られたものですが、

 

現在ではほとんど見ることが

 

ありません。

 

 

建築現場では

 

熟練工を必要としないように

 

工法や建材が改良され続けています。

 

 

そのため、職人としての基礎を

 

きっちり積み重ねないままに

 

一人前扱いされる職人が増えてしまい、

 

リフォームとか修繕のような

 

応用力を必要とする工事が不得手な

 

職人が沢山いるのです。

 

 

職人の減少

 

職人の高齢化

 

職人の力量不足

 

などが、

 

突如として発生する

 

自然災害による住宅被害の

 

復旧に従事できる職人が足りない

 

という状況を招いています。

 

 

 

今後、ますます自然災害によって

 

住宅被害が拡大するかもしれません。

 

 

アメリカではハリケーンに

 

耐えられるサッシ(俗称:ハリケーン

 

サッシ)が普及し始めているとのこと

 

です。

 

 

日本でも自然災害に強靱な住宅が

 

必要ではないでしょうか。

 

 

 

仙台市内で活動する

仙台不動産情報ライブラリー

(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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