こんにちは! 仙台市の不動産エージェント
仙台不動産情報ライブラリー
を運営しています
スイコーの澤口です。
本日は
あえて解体しやすい家をつくる
というタイトルで
情報配信をしたいと思います。
1代限りの住宅は解体しやすい家にする
日本の住宅は次の図のように
新築した後に平均32.1年で滅失
つまり解体されています。
その要因には、
・家そのものの性能が低い
・長持ちしない構造
・不十分な劣化対策
・日本人の新築信仰
・核家族化の定着
などがあげられます。
中古マンションについては、
首都圏で新築マンションよりも
人気が高くなりつつありますが、
仙台エリアでは依然として
新築分譲マンションが高い人気です。
戸建の中古住宅の場合には、
本当は新築が欲しいのだけれど
望む地域に土地がない
とか
新築を購入する予算不足にて
しぶしぶ中古住宅を選んでいる
というような
状況がみられます。
つまり、
仙台市内の中古住宅を
積極的に購入したいと考える
子育て世代が
少ないということです。
このような状況が続いていくの
であれば
新築する戸建住宅が増え続け
住み続けた自宅を
手放すことになった場合には、
中古住宅としては売れないために
解体して更地にて売却しなければ
ならない状況が待ち受けていること
になります。
昔の造りであれば
解体するのも難しいことでは
ありません。
しかし、最近の建築は、
凝った造りであったり
様々な新建材と呼ばれる資材を
用いているため
分別処理の手間暇が増えています。
更に、産業廃棄物処理についての
規制は厳しくなる一方であり、
つまり解体費用や処分費用が
これからも右肩上がりで
高騰し続けていくということです。
住宅リフォーム工事を行う場合にも、
すでにアスベストが含有している
建材等があれば
解体処分費が何倍にも膨れ上がります。
また、石油化学製品の中には、
困りものの資材があります。
その中で、
職人が
『はぁ~』
と、ため息をついてしまうのが、
断熱材として普及している
現場吹付けの発泡ウレタン材です。
コストを抑えられる断熱材として
重宝されているのですが、
それを解体しようとすると
粘着力が強くて
キレイに剥がれてくれないのです。
そのためにスクレーパーなどを用いて
丁寧に剥がす作業が必要になります。
安い物には
安いなりの理由があり、
解体を考えて新築を計画するという
住宅取得者はあまりいないので
このような状況が増えています。
将来お子さんに住宅を
引き継がないということであれば、
何十年後かに
お子さんが困らないように
解体しやすい家を設計してもらう
というのはいかがでしょうか。
仙台市内で活動する
仙台不動産情報ライブラリー
(運営:株式会社スイコー)の
澤口(さわぐち)でした。
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