メンテナンスをしないという住まいの選択 仙台不動産情報ライブラリーcolumn357

こんにちは! 仙台市の不動産エージェント

仙台不動産情報ライブラリー

を運営しています

スイコーの澤口です。

 

本日は

メンテナンスをしないという住まいの選択

 

というタイトルで

情報配信をしたいと思います。


点検維持していても被害が


台風15号により送電線や電柱が損壊し

 

たことで千葉県では長い停電になりま

 

した。

 

 

その原因と言われているのが電柱の

 

倒壊です。

 

 

被害を受けた電柱(損壊・傾斜等)は、

 

なんと1,996だったと

 

令和元年10月25日に東京電力パワーグ

 

リッド株式会社が公表した

 

「停電復旧に向けた対応等について(報

 

告)」に記載されていました。

 

 

しかも、それらのほとんどが5年周期で

 

定期巡視が行われていたとのことで、

 

ひび割れや湾曲等が確認された電柱につ

 

いては、個別に点検を実施して必要に応

 

じて補強工事や電柱建替をしていたとの

 

ことです。

 

 

適切に点検等が行われており、

 

それでも台風15号の強風等により大きな

 

被害を受けてしまったというのです。

 

 

電柱はいわゆる鉄筋コンクリート造

 

です。日射や風雨にさらされています。

 

 

そのためどうしても劣化を避けることが

 

できないからなのでしょう。


住まいの劣化が進む中で、あと何年住むのか


住宅も電柱同様に日射や風雨にさらされ

 

ています。やはり劣化を避けることがで

 

きません。

(引用:公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター「住宅相談統計年報2019」)

図は戸建住宅の不具合事象と不具合部位

 

について、住宅リフォーム・紛争処理支

 

援センターが相談を受けた案件をまとめ

 

たものです。

 

 

外壁や基礎のひび割れ、屋根・外壁・開

 

口部の雨漏れに続き、外壁に関わる不具

 

合が上位にあります。

 

 

一般的な戸建住宅リフォームで確実に行

 

われているのが屋根と外壁のリフォーム

 

です。

 

 

だからこそ相談件数も多いのでしょう。

 

 

それでは、「屋根・外壁リフォームの必

 

要性は?」となると多くのお客様は家を

 

長持ちさせるためにと思われています。

 

 

「だから塗装リフォームを行えば大丈夫」

 

というのは正しくないケースもあるので

 

す。

 

 

鉄骨系住宅の場合には鉄骨が傷や水の浸

 

入等による錆が大敵なように、木造住宅

 

も水の浸入が大敵です。

 

 

最も恐ろしいのはシロアリ被害と腐朽だ

 

からです。東北で多く見られるヤマトシ

 

ロアリは水分が多い場所を好みます。雨

 

漏れなどにより構造材が湿ってしまうと

 

シロアリに好ましい環境になるのです。

 

 

また、構造材が湿ってしまうと腐朽しや

 

すくなります。腐朽菌が増殖すると木材

 

の強度が著しく低下するのです。

 

 

結露によっても同様な問題が起きたりし

 

ます。

 

 

このような観点からの屋根・外壁フォー

 

ムであることが大前提であり、それには

 

国が推奨するインスペクション(調査

 

等)が有効であり、リフォームかし保険

 

も適用可能となります。

 

 

そして最も大切なのが定期点検とメンテ

 

ナンスです。メンテナンスは塗装工事店

 

の専門工事業者でも十分に対応可能です

 

が、建物の耐久性という観点での定期点

 

検となると専門課程を経た技術者による

 

インスペクションが必要です。

 

 

身体のどこかが痛む時に自らの観点で治

 

療院にて部分治療を行うのか、それとも

 

総合判断してもらう診察を経てから必要

 

な専門治療を施してもらうのかのような

 

違いが現在の住まいのメンテナンスの考

 

え方です。 

 

 

劣化を避けられないのだから、適宜適切

 

なメンテナンスをしていてもムダという

 

考え方もあります。

 

 

台風19号では宮城県内でも大きな被害

 

が発生しています。

 

 

浸水や崖崩れ等以外でも強い風雨により

 

屋根など様々な所が痛んで修理や点検等

 

の問い合わせが続いています。

 

 

火災保険を適用するために調査依頼をし

 

ても混んでいていつになるかはっきりし

 

ない回答もあるようです。

 

 

自然災害が増加している状況も踏まえて

 

これから何年居住するのかを決めた上で

 

住まいについての劣化対策を検討するこ

 

とが必要ではないでしょうか。

 

 

 

仙台市内で活動する

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(運営:株式会社スイコー)の

澤口(さわぐち)でした。

 

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